新しい時代への出発

 まもなく、「平成」から「令和」へ時代が変わります。


 人生のほとんどを「平成」の時代に過ごした私としては、

平成は、経済や情報、交通などの発展で生活環境も大きく変わり、

また一方で、様々な天災が相次いで起こり、自然の偉大さや命の尊さについて、大きく考えさせられ、感じてきました。

 私自身ができることは何かないか、そんなことを自問自答していく中で、

私が体験してきたこと(キャンプのこと)など、伝えられるものがあればと思い、

少しずつ発信していきたいと思います。


 あいあいキャンプのOBや関係者のみなさん、

また初めてこのホームページへ訪れた方が少しでも何かほっこりするようなことや役立つようなことがあれば幸いです。


4月から5月にかけて咲く 山つつじ







カッパの話

キャンプでまなんだことは、

「カッパはちゃんと上のボタンまで留めて着るとあったかい。」ってこと。


1人のキャンパーの言葉である。



その日は、あいにくにもキャンプ中に雨が降った日で、風も強くて少し肌寒かった。



キャンプではご飯を作るのも外で行っている。

(厳密には屋根だけついたテントの中である。)

(そして、自分たちのご飯を作るためには、自分たちで作業をしなければならない。)


子どもたちは、雨カッパを用意して、のそのそとカッパを着て作業を始める。


「うぅー、寒いー。」


子どもたちのそんな言葉を聞いていたお姉さんスタッフが、カッパを着ていた女の子に言った。


「きちんと上のボタンまで留めるようにするとあったかいから、ちゃんと着よう。」


首元までボタンを留めていなくて寒かったのが、一番上までボタンを留めるとなんだかあったかい。


「さっきまでスースーしていたのが、ほんとにあったかくなってきた。」




・・・そう女の子はつぶやいた。

ほんのちょっとした言葉や行動がなんとなく心に残ることがある。


ボタン一つ留めるか留めないかで違う温かさに気がつくことができたのは、

悪天候の自然がつくり出したこと、

たまたまスタッフが声をかけたこと、

確かな偶然がそこにあったのだと思う。

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