Category: ボランティア活動

未来への決断

昨年末の「あいあいキャンプ」のブログに、このようなお知らせが掲載されました。

 

 

 

【あいコミュ❤️】大切なお知らせ

 

 

 

 

 

 

年の瀬のご挨拶になってしまいましたが、あいコミュに関わって下さった皆さまに、大切なお知らせがあります。

長くなりますが、読んでもらえると嬉しいです。

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あいコミュに関わって下さった皆さまへ
あいあいキャンプで出会った仲間が『♡=あい』を込めた小さな『コミュニケーション』を重ねて、『家族のように(=コミュニティ)』になったらいいなと想い始まった、あいコミュ。

2013年の立ち上げ当初から沢山の方々が関わって下さり、見守って頂き、ありがとうございました。5年目を迎えましたが、今年度2018年3月末であいコミュの活動を終了することとなりました。
一番の理由は、あいコミュの活動をするための体制が整わないことです。特に、スタッフの活動する環境の変化、キャンパーのニーズの状況など様々な点を考えて判断いたしました。

あいコミュ立ち上げのきっかけは、あいあいキャンプ(健常児チャレンジド合同自炊キャンプ/主催:はーと・ねっと・くらぶ)の活動が終了する時に、『スタッフをやりたかった』というキャンパーの声を聞いて「なんとかしたい」と思ったことでした。明確なビジョンがあったわけではありませんでしたが、ただただ、心に引っ掛かったキャンパーの声に応えるため、せめて一時的でも、みんなの居場所になればという気持ちで始めました。

1年目は“子どもも大人もみんながスタッフ”として、どんな活動をするかもみんなで決めようと50人のメンバーでミーティングを重ねていきました。そこで、やりたいことは、やっぱりキャンプということに改めて気づかされました。ありがたいことに、はーと・ねっと・くらぶのマージンの紹介で倫理法人会の方々の協力の下、1年目からいきなりキャンプを実施することができました!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2年目はメンバー間のコミュニケーションを取る機会を作りながら、あいコミュらしいキャンプをやるぞと、あいあいキャンプ元キャンパー保護者さんが管理されている自然豊かな土地で準備をしていきました。しかし、近くで土砂災害が起こり、ギリギリまで協議し、安全を考慮して、中止しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3年目はスタッフ不足を補うために、まずは集まりやすく安全に、かつ自分達らしいキャンプが出来る場所を探しました。そこで初めて、自分たちだけで、小さな自炊キャンプを行いました。3人のキャンパーからは『遊びに自炊に、やりたいことは全部やった!』と感想をもらいました。その後には、キャンパー&保護者さんの自主企画で小さな集まりも開催されました。

4年目は団体としての方向性を明確にしようと「防災にも役立つキャンプ」とテーマを新たに掲げました。しかし、参加者が集まらず、スタッフ3人と知人の大人だけのキャンプとして実施しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

活動の度に私たちの想いや活動内容を振り返り、改善してきましたが、参加者が集まらなかったことを考え気づいたことは、
●あいあいキャンプを体験したみんなが魅力と思っていたであろう、「みんなと一緒に自炊キャンプを通してチャレンジをしたり、分かち合ったりすること。」について、この魅力や価値を実感する以上に、運営するスタッフの負担が大きなものとなっていた。(原因は、キャンパーやスタッフの人数が少ないことでキャンプへの一体感やキャンパー同士で遊ぶ楽しさを十分に実感できていなかったり、キャンプを初めて運営するスタッフにとっては、準備が予想以上に大変で、魅力や価値を実感する以上に負担となっていたりしたのではないか。)

●子ども達の憧れとなるお兄ちゃんお姉ちゃんがいなかった。=仲間不足。活動を継続するためには新しいメンバーも必要であった。元あいあいキャンプキャンパーのための居場所作りが立ち上げるきっかけの一つとなっていたため、積極的に募集しなくても参加してくれる人のためのキャンプになっていた。

●長く続けるために、みんなが無理なくできることを持ち寄るイメージをしていたものの、それを補う仕組み作り(コミュニケーションの機会、主体的な役割分担)が必要だった。また、そもそも、団体として、参加者が無理なく集まれる居場所を作るのか、目的のために、しんどいことにもチャレンジしていく活動なのかが、曖昧なままだった。
ということでした。

立ち上げ当初は、小さな集まりをする中で、みんながやりたいことをゆっくりと決めていくことが居場所になり、活動になると思っていましたが、頭の中には、あいあいキャンプで体験させてもらったような成長への期待があり、規模も活動も違うのに同じ視点で活動をしようとしていたのだと気が付きました。

また、5年前、目の前でキャンプがなくなって残念そうにしている子ども達のために「何がなんでも居場所を作りたい!」という湧き出る情熱があった当初とは違い、今はその想いが揺らいでいる状態で、活動を続けるべきでは無いと思っています。

今になって気づき、がっかりさせてしまった方々には申し訳ないのですが、小さくても想いのある人たちとキャンプができ、迷いながらも想いに素直に向き合い、チャレンジをさせてもらったこと、所属していただけでは気づけなかった振り返りと体験の数々に、感謝してもしきれません。そして、どんな環境でもチャレンジした子ども達、スタッフのみんな、大事なお子さんを預けてくれた保護者の方々、子ども達のためにと、協力して下さった方々や、理念をもって活動を続けている方々、皆さんへの感謝と尊敬は止まりません。

あいコミュの活動は終了しますが、あいコミュで大事にしたかったこと、子ども達の生きる力を育む活動を大事にしたいという想いは変わりません。またご縁がある時は、よろしくお願いします。

最後に改めて、何度言っても足りませんが、あいコミュに関わって下さった皆さま、見守って下さった皆さま、チャレンジさせて下さった皆さま、本当に、本当にありがとうございました。

あいコミュ マギー パックン

♡・♡・♡・♡・♡・♡・♡・♡・♡
あいコミュは、「はーと・ねっと・くらぶ」が主催する「チャレンジド(障害児)・健常児合同キャンプ[あいあいキャンプ]」活動に参加した元スタッフ有志等が創る任意団体です。
はーと・ねっと・くらぶのページを借りてお知らせ等をさせていただいています。
あいコミュからのお知らせは【あいコミュ♥】とタイトルに表記してお知らせします。

 

 

 

 

あいあいキャンプが2013年3月末に活動をいったん終了した後、あいキャンスタッフで頑張ってきたマギーとパックンが立ち上げた活動ですが、5年間にわたり試行錯誤してきたこの活動も幕を下ろしました。

当時のキャンパーの思いや声をカタチに変えて、様々なチャレンジを行ってきた彼らですが、一つの決断を行うことができました。

彼らもそれぞれがその間に結婚し、子どもも誕生し、子育てに追われながら等というように、彼ら自身の変化もありました。

その中でまた自らに変化を求めていくことができたわけです。

 

私はそのことをうれしく思います。

誰の指示でもなく、自らが自らに下すことができたという事実を誇りに思います。

これからの長い人生において、こういった体験こそが、一つ一つの壁を乗り越えていく力になることでしょう。

 

遠くからではありますが、静かに見守っていきたいと思っています。

 

 

彼らのブログにコメントしたところ、二人から返事もいただきましたので、最後にそれもご紹介させていただきます。

 

By 田中, 2018年1月8日 @ 1:42 PM
5年間にわたり大変お疲れさまでした。
大変だったと思いますが、それ以上に大変重要な体験をされたことだとも思います。
この世が「正解」を求めるためにあるのではなく、あらゆることを「体験」するためにあるのだと仮定するならば、中々できない体験をされたことになるのでしょう。
今はまだそのすべてに「気づき」が生まれないとしても、数十年のうちに一つ一つの「気づき」となって生まれ変わることでしょう。
楽しみにその時を待ちましょう。
最も「今の努力」なしでは「気づき」も生まれませんから、今の「生活」を頑張りましょうね。
お疲れさまでした。
そしてありがとうございました。

 

 

By マギー, 2018年1月10日 @ 11:30 AM
マージン、震えながら手を上げたあの日から、仕舞いまで見守って頂き、本当に有り難うございました。目の前の生活に向き合いつつある今、この5年間の有り難さは増し、でもただ懐かしむのではなく、うまくいったことも、いかなかったこともしっかり胸に仕舞い、目一杯これからの日々に向き合い、子ども達の「やりたい」を支える大人になります。
「有り難い」と、本当に思える体験をさせて頂き、本当に有り難うございました。

 

 

By ぱっくん, 2018年1月17日 @ 12:00 AM
マージン、マギー、まずはあいコミュとして5年間一緒に関わらせていただきありがとうございました。
この5年間は生活環境も大きく変わり、なかなか思うように行かないことも多々ありました。
ですが、このような環境に居ることができたことが何よりも感謝の一言です。
マギー(おでんくん)に言われたことの中に、「こんなにもあいコミュに対して・・・パックンを突き動かすものって何?」ということがありましたね。
あいキャンやあいコミュが素敵だと思えること、何かしら続いていってほしいと思えること、あの当時の夏のキャンプの体験を子どもたちに、少し年上のお兄さんお姉さんに、地域の人に、私たちに、また味わってほしいと思い続けられるからだと思います。
そこには、並々ならぬ覚悟と日々の行動が付き物ですが・・・。
あいコミュが仕舞いとしても、これからもいろんな形に変えて伝えられることや行動できることもあると思います。
最後までやり続けましょう。
マギーまだまだよろしくお願いします。

 

 

 

すばらしい若者たちでしょっ!

おじさんの楽しみの一つです。

彼らの成長が。。

 

 

 

 

 

忘却の崖っぷち

すでに忘れかけていたというお話し。

 

7月10日 ひょんなことから、あいあいキャンプをともに過ごしてきたかつての仲間が10数名ほど集まり、砥部の坪内家にてBBQを行った。

活動休止してから初めて会うメンバーも複数おり、なんとも懐かしい集いではあった。

おまけにあれから結婚し、母となって、子供とともに参加している仲間も二人ほどいる。

現在おなかの中にいる子もいる。

まあまあまあまあまあすごいことになっていた。(笑)

 

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3年の月日は、こんなにも様々に生み出すんですね。

すごいです、 3年。

 

毎年生きているだけで、 一人ひとりは、 すごいものを作り上げているんだなあ。

たぶん。

 

やっぱり生きているだけですごいんだ。

 

結果や形はいろいろ違っても、

 

生きていこうね。

 

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しかし、 10日前のことを、  すでに忘れかけていたとは・・

 

こっちの方が問題か??

 

 

 

 

 

静かで熱い価値

連続でお伝えしてまいりましたが、いかがでしたでしょう?

すばらしい団体でしょ? ハーモニーカレッジさん。

創設者ひろさんの、すばらしき理念もさることながら、ひろさん亡き後、見事にその理念を受け継ぎ、試行錯誤しながら育てあげてきたstaffの存在と、その環境から少しずつ気づき、育っていくボランティアと子供たちの大いなる魂。

このシステムが持つ偉大さに心が喜びます。

 

が、

実はもう一点忘れてはならない価値が・・

 

それは、子どもたちをこの活動に参加させてくれる保護者さんの存在です。

あいキャンと同じく、この活動も子どもの存在なしでは成り立たないと言っても過言ではない世界観があります。

しかし、そのためには、未成年者である子どもたちの保護者さんが、気持ちよくこの場所に送り出してくれるからこそ、この可能性に溢れた世界が作られるというわけです。

もしも、「こんなことする暇があったら塾に行きなさい」 「馬に乗れても将来の役に立つわけないでしょ」 なんて感じで行かしてくれなかったら、どうでしょう?

ここには、そうではない考え方をする保護者さんが集まっているというわけです。

さて、それはどんな考え方なのでしょう?

もちろんいろんな考え方があるのですが、そのひとつをご紹介させていただきます。

 

 

『ぱっかに参加して』     お父さんW

“ 娘がこの春より空山で開かれた「ぼくじょうようちえん・ぱっか」に参加している。 仕事の都合がつけば、もちろん私も。

雉の鳴く声、草の青い香り、野山を抜けるそよ風に包まれながら、みんなで遊ぶ。 子も親も一緒になって、ポニーに乗ったり、砂遊びに夢中になったり、馬房の掃除をしたり、青空の下で絵本を読んだり。

料理を作ってみんなで食べて、遊び疲れたらごろんと昼寝。 今日も今日で、誰かが持ち込んだプールを親たちが「あれ?なんか空気を入れても膨らまないと思ったら、これ、穴あいてるじゃん!」 などと笑いながら勘だけで組み立て、子どもたちはそのなんとなくで完成したプールの中で歓声を上げていた。

喋って笑って、「ぱっか」の満たされた一日はあっという間に終わっていく。 なんと豊かで贅沢な時間なのだろうと、「ぱっか」からの帰り道、私はそこに溢れる特別な空間・環境を思い返し、ため息をこぼす。

その贅沢の正体とは、一体なんなのだろう。

私は現在、東京と鳥取に半月ずつ住む生活をしている。 それまでは東京の保育園で保育士の勤めをしていた。

「子どもたちに豊かな時間を」という指針を掲げた、都内では珍しいさばけた考えの保育園であったが、それでも私は勤めの年月を重ねるうちに、都市部の子どもの周りにある「ニセモノ」の多さを改めて認識し、辟易としてしまった。

どんなに豊かな環境を子どもたちに与えたくても、散歩道は硬いアスファルトで、緑といえば一部の植え込みだけ。 虫の鳴き声など皆無と言ってよく、夏は光化学スモッグで庭での水遊びさえままならない。 自然の奥行きなど感じられない世界。 これが「ニセモノ」でなくて、なんなのだろう。

「ぱっか」の世界は、まさにこれと正反対の、「ホンモノ」の世界である。

どこまでも広がる青空の下で、緑が広がり生き物たちの息づかいが聞こえる空間の中で、親子が今を好きなように満たす。

これ以上の「ホンモノ」は、なかなか見つけられない。 「ぱっか」に贅沢さを感じるのは、それが「ホンモノ」だからであり、その「ホンモノ」の奥行きの中で私たちはいくらでも自分の未知なるワクワクを見つけることができる。 ここは、子どもも親も、魂の根っこが育つ場所である。

 

初夏の終わりのプログラムではみんなで海に行くらしい。 親は牡蠣と生ビール付き。

ますます私の魂の根っこが育つ予感がする。 ”

 

 

 

すてきなお父さんでしょ?

私も一緒に海にいきた~い。。  (笑)

 

あいあいキャンプもそうでした。 本当にステキな保護者さんのおかげで育てていただきました。

まだまだ全国にはたくさんいらっしゃるはずなのです。

ステキな大人たちが。

がんばりましょう。 大人たち。