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「居場所」 と 「出番」
2012年6月23日 | ボランティア活動

朝日新聞記事抜粋。

2001年に創設された 「NPOカタリバ」 http://www.katariba.net/ は、当時現役大学生の二人の女性によって生み出された。

はーと・ねっと・くらぶと同い年のこのNPOは、「創発」という言葉をキーワードに理念づけられている。

”  異なった背景を持つ人が出会い、触発し合うことで、ひらめきが生まれ、高校生にとって身近な大人である大学生との語らいを通じて、自己肯定感を回復するきっかけをつかんでもらう「カタリバ」は、そこから生まれた。

当時大学生であった代表理事の今村久美さんもはや32歳。

そして今、彼女たちは東北の被災地においてコラボスクールも運営する。

被災地での聞き取りから、子どもたちに対する教育の不安を耳にし、それをいずれこの地を去る自分たちが適当に支援するだけでは何かが違う。

これは地域の方々がプレイヤーになって子どもたちを支えるのをバックアップする形にしようと、「居場所」と「出番」を作ろうと決意する。

そうすれば10年後に子どもたちが帰って来た時、「大人になったよ」と言える誰かが地域の中に出来る。

今はまだ試行錯誤の連続だが、塾やお寺を開放してくれたり、手伝ってくれる地域の人々が名乗りを上げる。

カタリバの活動は何を目指したらいいか分からないという高校生に、いかに火をつけるかがテーマであったが、この1年、被災地の子どもたちから、様々な気持ちがほとばしるのを見てきた。

家も日常もすべてなくしてしまったから、何かを生み出していこうとか、看護師や自衛隊など人のために仕事をしている大人がかっこよく見えたから、自分もそうなりたいという、ものすごいチャンスと希望が生まれている。

 

かつての自分もそうであったように、ごくごく普通の子も、動機づけられる機会さえあれば、何かが変わる。

どこで育ったとか、どんな家庭だったかではなく、自発性を引き出してくれるような刺激的な出会いがあるかないかの差。

ほとんどの学生は、学校という閉じられた世界で生きている。 

初めて会った、ちょっと年上の先輩(ナナメの関係)の話に耳を傾けることが、彼らの背中を押してくれる。

そんな場を、教育の中に取り込むことはできないかと考えた。

高校生の1/2が人並みの能力がない、3/5が自分はダメな人間だ、と感じている。 未来への希望が持てない若者は、日本の核心的問題。

モチベーションの低さは、飽食感にあふれ、バブルのような高揚感もない、今の低成長社会と切り離せないことではあるが、そうだとしても社会をつくるのは私たち。

私自身対話の力によって大きく変わった。

それを個人のものとしたくない。

どんな若者も様々なことにチャレンジできる。

そんな当たり前の社会をつくることに、大人として当たり前にかかわっていきたいだけ。 ”

 

 

はーと・ねっと・くらぶの諸君には、聞きなれた言葉が並んでいるというか、耳タコかもしれませんが(笑)、 今こそ年の近い実践者の言葉なら、少しは響くものがあるんじゃないのかねぇ。

「今」 稀なるその「居場所」と「出番」の中にいると思うんだけどなあ・・・

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