青葉土地コーポレーション 青葉土地コーポレーション
ブログ
2010年 あいキャン報告書抜粋 11
2011年6月22日 | ボランティア活動

つづきのつづき ・・・

MS(マネジメントスタッフ)
キャンプネーム:にこ
私は、今年が初めてのあいあいキャンプへの参加でした。
友達の誘いで説明会に参加し、そこで、「はーと・ねっと・くらぶ」のみんなと出会いました。仕事もあり、正直日々の活動をこなしていけるか心配でしたが、「面白そう。何事も経験だ」という想いから、2010年のあいあいキャンプに関わっていくことを決めました。
初めは右も左も分からず(今も似たようなものですが)、ミーティングに参加しても、自分から発言することが出来ず、周りの意見を聞いてばかりでした。それでも、同期のメンバーには個性的な人たちが多く、自分から進んで関わっていこうとしている姿勢に触発されながら、2週間に1度のミーティングをこなしてきました。
プレキャンプ、本キャンプ、いずれもですが、あいあいキャンプでは、準備と振り返りに本当にたくさんの時間をかけます。周りから見れば小さな事かも知れないけれど、どんな些細な事でも、集まったメンバーがたくさんの時間をかけて、意見を出し合って決めていく。本当にメンバー一人ひとりが創り上げていくキャンプなのだと感じました。
本キャンプ、私は2日目の夜からの参加でした。私が中津小学校に着いた頃には、キャンパーはもう寝ており、スタッフがミーティングをしていました。その日のキャンパーの様子や体調について、些細なことでも皆で共有して明日に備えていました。2日目はほとんど参加できなかった私ですが、ミーティングでの皆の話を聞いているとその日、グループがどんな様子で過ごしていたのか、一人ひとりのキャンパーがどのような様子だったのかが、垣間見えたような気がしました。3日目から本格的な参加でしたが、初めは上手く子ども達とうち解けられるのか心配していたのが嘘のように、子ども達はすんなりと受け入れてくれました。午前中はスタッフの食事当番だったこともあり、そのほとんどをスタッフテントで過ごしましたが、午後からは子どもたちのグループに入り、一緒に食事作りをすることが出来ました。子ども達と一緒に野菜を切ったり、火の番をしたりと、充実した時間を過ごすことが出来ました。3日目、4日目とプール監視やおはようタイムの司会など、自分に与えられた役割をこなす機会もありました。プール監視では、(自分も子ども達と一緒にプールに入って、内側から子ども達を観察しよう)と思っていたにもかかわらず、いざプールに入ると子ども達と遊ぶのに夢中になってしまっていた時間があり、自分の役割をキチンとこなせていなかったことを反省しました。また、私の行動によって一緒にプール監視をしていたチアリーに負担をかけてしまったことも、申し訳なかったと思います。4日目のおはようタイムの司会でも、上手く子ども達を盛り上げることが出来ず、ダラダラとしたおはようタイムになってしまいました。また、開始時間が遅れ、その後の調整も上手くできなかったために、全ての時間が後ろ倒しになってしまったことも反省点のひとつです。こうして振り返ってみると、自分の出来なかった点や反省点ばかりが、目に付きます。けれどそれ以上に、普段なかなか経験できない、子ども達とスタッフだけのキャンプという特別な空間の中で、得るものも大きかったと思います。スタンツ大会で、緊張しながらも一生懸命に発表していたチャレンジドの女の子、暑いのも気にせず、ずっと火の番をしてくれていた男の子、一緒に野菜を切ってくれた子、洗い物をしてくれた子、ナタで木を切ってくれた子、そこにはたくさんのチャレンジがあり、たくさんの気づきがあったのだと思います。至らない点もたくさんたくさんあったけれど、同じスタッフの仲間や子ども達がフォローしてくれ、無事に3泊4日の本キャンプを終えることが出来ました。あの暑さの中、少しの体調不良はあったけれど、それでも皆でキャンプを終えることが出来たのは、一人ひとりが頑張った成果だったと思います。
これから、本キャンプの振り返りが始まります。前回一回しただけでも自分一人では気付いていなかった点、見落としていた点がたくさん出て来ました。自分一人では一方からしかものごとが見られないけれど、皆で意見を出し合うことで、多角的に物事を評価することが出来る。自分では考えつかなかったような新しい意見やアイデアが生まれる。世の中には色々な人がいるからこそ、自分も成長していけるのだと強く感じます。これからまだまだたくさんの振り返りをする中で、多くの良かった点、反省点が見えてくると思います。それを今度のアフターキャンプに生かせるように、しっかり自分の肥やしにして、これからの活動につなげていきたいと思います。

MS(マネジメントスタッフ)
キャンプネーム:キャシー
2010年大分から愛媛に引っ越してきてインターネットでボランティアを探していた時にあいあいキャンプに出逢いました。
最初は楽しそうという簡単な気持ちで参加しましたが、ミーティングやトレーニングキャンプ、プレキャンプに参加するたびに深いなと感じました。

今まであまり考えず生きてきて、一つの考え方しかできなかった私が刺激を受けたことは、さまざまな年代の人が真剣に話し合い、答えは一つではなく色々な方向から考えることできるということです。そして自身が体験することによって気づくことができて、悪かった部分を改善していく。常に完璧はなく次に向けてチャレンジを続ける。ありのままの自分を受け入れ、人を受け入れるという大切さを学びました。

子供達の為のキャンプでありながら、自分の為にもなるあいキャンに参加出来た事、あいキャンを作ってくれたマージン、そしてスタッフに出逢ったことに心から感謝しています。
2011年度もかなり未熟な私ですが宜しくお願いします。
あっ、あと子供ができたら参加させたいです(笑顔)

MS(マネジメントスタッフ)
キャンプネーム:ハング
今年4月、私は「はーと・ねっと・くらぶ」の新メンバーとして、このボランティアに参加させていただくことになった。最初のガイダンス時には「この団体では何をやっていくのだろう、どんな人と出会い、どんな経験をしていくのだろう」と緊張でいっぱいであったが、今はそれをとても懐かしく思う。スタッフの方はとても温かく、また、キャンプへの思いで満ち溢れていた。今年のキャンプは「自然と感謝」というテーマで進んでいったが、私はこの「感謝」の持つ意味を、入ってきた当初はあまり理解できずに過ごしていってしまっていたと思う。

トレーニングキャンプ、プレキャンプと進んでいくにつれて、スタッフのみんなの気持ちも、日々のミーティングも、さらに密度の濃いものになっていった。特に、プレキャンプはキャンパーのみんなと初めて顔を合わせる日。私はとても緊張していたが、それはみんなも同じようだった。このキャンプでは、チャレンジドと健常児の子供が一緒になってキャンプを作っていく。特に私は、これまでチャレンジドの子供と接する機会が少なかったので、どのようにしていけばいいのだろう、と強く思っていた。しかし、その気持ちも、プレキャンプが進んでいくにつれて徐々にうすれていった。それは、子供たちのおかげなのだろうと思う。このキャンプに来ている子供たちは、一人ひとりがみんな違う環境の中で育ってきて、それぞれの思いを、楽しもうという思いを持ってキャンプに参加してくれている。そんな中で、スタッフである自分が不安を抱えていてどうするのか。わからないことは数多くあったが、それでも、子供たちの気持ちに正面からぶつかって、接していくことができていたと思う。

本キャンプでは、プレキャンプとはまた比較にならないほどの時間が私を待っていた。子供たちと手作りで作り上げていくキャンプ。私はMSとして参加していたので、常に子供と接していることはできなかったが、それでも子供たちが私に与えてくれる「気づき」は多かった。チャレンジドの子供と一緒に作業をする健常児の子供。立場も環境も違うもの同士が手を取り合って一つのものに向かっていく。もしも私がこの子供たちと同じ年齢だったとして、はたしてこんなにもたくましく動いていけただろうか。掃除の時間、たまひめと一緒にモップがけをする機会があったが、その時、近くにいた子供たちが自ら進んで協力を申し出てくれた。私はその姿に感動すら覚えた。「何も言わなくても、この子たちはわかってくれる。自分から動こうとしてくれる。自分も負けていられないな。」とその時に強く感じた。とはいえ、キャンプの場では自己管理も大きな仕事。私はキャンプに全日参加だったのだが、2日目は午前中疲労でダウンしてしまっていた。これは、一緒に参加しているスタッフの方にも、キャンパーの子にも申し訳なかった。
キャンプが進んでいくにつれて、子供たちともだいぶうちとけてきた。私は特にすみれ、あいば、マッキーと多く関わっていたが、この3人は私がスタッフのテントにいるときもたびたび訪れてきて、お話をしてくれた。この出来事は3人に限ったことではなく、ほぼ全てのテントでも同様のことが起こっていた。「キャンプに、子供たちに起こる変化を感じる」この意味がわかってきた瞬間であった。そして、キャンプが終わるころには、スタッフと子供たちとの間に確かな「絆」ができており、子供たちが帰る時には、充実感と疲労の他に、何か物足りなさを感じていた。それがなんなのか、それはまたこれからのキャンプで見つけていけたらいいなと思う。

そして、アフターキャンプ・クリスマス会とイベントが一つずつ終わっていくにつれて、私は「感謝」の意味を自分なりに少しずつ見つけていくことができたと思う。それは「人に、出来事に、自分が関わらせてもらえていることへの感謝」であると考える。ボランティアも、普段の関わりも、自分が対象に「してあげる」のではなく、「させていただく」ことである。このことも、より多くの「気づき」につながっていくのではないだろうか。

自分はこのキャンプで一年間を通して、実に様々な方と出会い、お世話になった。来年もより多くの方と出会い、気づきを得ていけたらと思う。

スタッフ報告書
MS(マネジメントスタッフ)
キャンプネーム:セリカ
現代人って汚さや醜さやプライドゃ立ちの悪さや悪質さや無知や無気力など嫌になるコトがいっぱいあるけれどそれ以上に良い所っていっぱぃぁるんだなってぁいキャン終わって思いました。傷つく事は滅茶苦茶怖いし、裏切られる事もあるけれど、人の為だという強い信念から頑張って立ち向かって行こうと思います。

CP(キャンププロデューサー)
キャンプネーム:マージン
10年目のあいあいキャンプでした。 あいキャンにとっての10年目はどういう風にお祝しようかと考えた結果、パーティーやイベントではなく、過去に来てくれたキャンパーで、まだ参加資格のある年齢内の子供たちにお誘いをしてみることにした。10年間を共に作ってきた子供たちとこれからの子供たちの共演であります。おかげで新旧入り混じったとても不思議で豊かな子供たちが集まるキャンプを行うことができました。 そのことにまず感謝申し上げます。

そして今回、本キャンプの様子などを少しご紹介させていただきますが、その小さな出来事の数々から見え隠れする様々な心象世界はきっと日常の中にも役立つことがあるはずだとも思っています。 様々なキャンパーと若者たちが織り成す、厳しくもやさしい、過酷だけど甘酸っぱい世界がほんのりと見え隠れしてくればいいのですが・・

今回のエピソードのひとつは、あいあいキャンプにもう何年も来てくれている肢体不自由のキャンパーとグループスタッフとの会話。

このキャンパーは筋肉が発達せず、骨と皮が目立つような体であり、関節もスムーズに動かずびっこを引いてやっとこさ歩くのだが、上体はそのたびに大きく揺れていつ倒れてしまうのかと心配で仕方ないといった状態である。
そのキャンパーにグループスタッフが話しかける。
「暑い日なたでかまどの火付けや管理を担当してくれているキャンパーにコップのお茶を持って行ってくれないかなあ?」
するとそのキャンパーは「自分が持っていくとこぼれちゃうよ」 と答えたという。
そしてスタッフはその子の体が揺れるからしょうがないよねと思い、「そうかあ」 と答えたという。

その後そのスタッフはこの自分の答えに疑問を感じ始める。
後日私にこの対応はどうだったのでしょう?  と聞いてきた。
私は今だったらどう答える? と聞き返した。
そのスタッフは考えて「何かに載せて持って行かせる??」  「・・・」 といくつかの方法を答えた。
だがどうすればこぼれないようにするかという領域を出ようとはしない。
そこで私はゆっくり時間をかけてから最後に、私なら 「こぼれてもいいじゃない、そのお茶が半分になったとしても、ほとんどなくなっていたとしても、君が一生懸命誰かのために運んで来たという気持ちは伝わるんじゃない?」 と答えるかなぁ、  と言った。

お茶を届けることが目的ではあるのだが、みんなそのキャンパーがそういう状態であることは知っている。 だからこそその状態のままで頑張ってみることでどんなことが起きるのか、どんな反応が返ってくるのかを体験できるチャンスと捕らえるのである。

お茶がなみなみと運ばれてくるうれしさと、お茶は少ないけどやさしい気持ちがなみなみと運ばれてくるうれしさと、それをいただく側としては、その光景を目にする者としては、それを運んで渡し終えた本人としては、どちらが喜びに溢れているんだろう?

あくまでも私の仮説である。  日常の世界であれば「アホか」 で済まされても当然でしょうと思うかも知れません。  でもここあいあいキャンプの中では、みんなで助け合うしかない世界で「生活」をしているとそうではなくなるのです。  本当です。  びっくりするくらいどんどん心が素直になっていくのです。  だからこんなことを平気で書けるのです。  まあ私が変人であることは否定しませんが・・ (苦笑)

そんな普段の状態のままそのキャンパーが行動したことで、自分やみんなが喜びに溢れる体験をしたとしたら ・・
キャンプから帰ってからも、 日常の中でも、 ひょっとしたら同じようにありのままの姿でチャレンジできる人になっていくかもしれませんもんねぇ。

当日だけのボランティア参加だけでは決して生まれ得ない関係と気づきが、1年間を通した活動ゆえ生まれていることに、どれだけの人が気づいているのでしょうね。 在籍している間だけですよ、 普段の世界では体験させてもらえないことが自分流にチャレンジできるのは。
あぁ、 もったいないもったいない。。

カテゴリ
月別アーカイブ
記事検索