あるカウンセラーさんから、「お休み」の意味と取り方を教えていただいたあるおっさんは、早速の週末いそいそと野山へと出かけ、一切の予定を立てずに、ただ本能のままに過ごしておりました。
考えてみれば、それまでの休日はほとんどが平日の仕事モードと同じ。
同じモードで考え、計画し、出かけては人に会い、聞いて、考え、話して、聞いて・・・
気が休まるところなんぞありゃせんが・・
もちろん楽しかったり、目的は果たしているという自己満足はあるのですが、休息には程遠いですわな。
今回ボーっとするということを少し思い出しました。(昔はずーとポーっとしてた)
考えるということをあまり必要とせず、興味のままにたたずんだり、歩いたり、食ったりという感じを体験しました。
「あぁ、 何もせんでもええんじゃ」
「なにもせんでええから、休みなんじゃ」
「そういうことか~」
ってバカみたいでしょ。
でもホントにこんなことを忘れていたのです。
人に会わんということは、確かに楽なことでもありますね~。
もう一度学び直しですね。
かなりおバカになっていたということが、よ~くわかりました~。
ありがとうございました。。
という休日でした。 (あの日以来、肩の痛みは出ておりません)
しかし、実はこの休日の前、前回の私のブログをアップした翌朝、突如事務所に現れた方がいらっしゃいました。
フレッシュリーブス601号にてAromatherapy and Treatmentを営むtaeさんその人であります。
そしてこうのたまわれます。
「社長、ブログ見ました。 前から私も気になっていたんです。 このままだと心臓か脳の詰まりで本当に危ないと。 でも本人に受け止める気持ちがないと、ただの迷惑な話なのでどうしようかと悩んでいました」
「でも、やっとその気持ちになられたんだと思って来ました」
「お時間あるときにうちにいらしてください。 マッサージさせてください。 お世話になっているので料金も要りません。 それくらいしかお役に立つことがなくて・・」
もうびっくりですよね。
そんなことあるかいな?の世界ですよね。
でもすこぶる本気の本気の世界でした。
私は涙が出そうでした。
私のことをこんな風に心配してくれている人がこの世にいたんだ。 家族以外でもいるんだ。 なんてことだ。
でした。
しかしその後の彼女のお話がまたすごい。
「社長の変調を奥さんは心配しています。 その心配から奥さんも変調をきたしています。 だから社長が健康にならないと駄目なんです」
もう朝から頭真っ白です。
「なんなん、 この人」
「前から宇宙人やとは思っとったけんど、かれこれ遠い星から来てるで~」
と、冗談のように言わないとありがたすぎて敵いません。
その人その人の得意な分野というものがあります。 しかし、自分の得意なことだけでは自分を「知る」ことはできません。
ところが普段からコミュニケーションがあり、俗に言う人間関係が良好でありますと、いろんな価値観を持ってして「私」というものを気づかせてくれます。 いいところも悪いところも。
そしてそれだけにとどまらず、今回のようにそれを補うように、正すように、自ら施しを与えようとしてくれたりもするのです。
これは中々出来ないことではないでしょうか?
実は、フレッシュリーブスの入居者さんの中にはこういうことを普通に行っている方が他にも複数いらっしゃいますし、友人にもいます。
私はお返しができるほどの才覚がないもので、恐縮するばかりなのですが、本当に感謝をしております。
このような人々と関わりあいながら生きていると、自分が生かされているという実感を頻繁に持つことにもなります。
すなわち感謝の絶えない環境でもあるということです。
これが幸せの状態でいられる世界ということではないでしょうか?
私が生きている小さな小さな世界ですが、とても平和で幸せな場所にいるような気がします。
また少し頂いた人生のような気がします。
少しずつでも「自分を気遣いつつ生きる」練習をしていこうと思います。
taeさん、お気遣い頂きましてありがとうございました。
また突然お説教にいらしてくださいね。。(笑)
ps. この後何気なく見たテレビ番組で、心筋梗塞の兆候として、私と同じ左肩の痛みのことを言っていた。 ここ最近のいろんなことがリンクしまくって、かなりビビりまくってしまい、思わずかみさんに「うぉ~、ヤバかったかも~ 。」と言ってしまった。 とりあえずかみさんの反応は、 内心は分からないが、無視に近かったような・・・ これもヤバくねぇ~ 。