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おやじがいっぱい
2015年5月24日 | 雑記

大川興業株式会社 代表取締役でタレントの、大川 豊さんが、おやじについて語っていた記事。(朝日新聞)

 

“ 謎のおやじですね。 どこに住んでたのか。 なにをしていたのか。 全然わからない。

一緒に住んでなかったんですが、突然、家にいたりする。 小さい頃、一応母親に「なんでうちはおやじがいないんだ」って聞いたんですよ。 そしたら答えが「お前がおやじになれ」。

意味わかんない。

「男のくせにつまんないこと言うな」ってことでした。 木とか山とか、森羅万象をおやじだってことにしろと。

なので、そうしてました。 多神教の神みたいなもんです。

山も木もおやじだし、あの人もおやじ。

今の親子関係って「この人しかいない」っていう一神教だから苦しいんでしょうね。

 

母親は米軍基地で働いてました。 経済成長の時代に「これから日本は官僚の国になって前例踏襲しかできなくなる」って見抜くような賢い人。 母が父親代わりでもあったし、父がいなくて寂しいとか、全くなかった。

おやじとは、たまに会って「最近どう?」って話をする感じでした。 楽しそうな人でしたね。 六本木で上下白のスーツを着て女子大生を連れて歩いてたとか、ほんと謎でしたけど。 昔の日本は、そういう自由な存在がいたんでしょうね。

電車に乗らず、どこに行くにも歩き。 全部自分でやりたい人なんですよね。

07年に82歳のとき、ガンで死にましたが、その数日前、病院からおやじがいなくなったって電話があって、急いで行ったら、1階の売店でなぜかオロナミンCを飲んでた。

病室までの帰り、やっぱり自力で歩くんですよ。 途中カクンってヒザが抜けたりして、ヨロヨロで大変なんだけど、背中がつらそうじゃないんですよね。

哀れとかじゃなくて。 だから僕は手を貸さずに見てた。

「この人は自分で歩く方が楽しいだろうな」って思いました。 その背中を見せてくれただけで、なんか親としては十分だなあ。

 

おやじはハゲてたんだけど、亡くなって病院から帰ってきたらフサフサでした。 かつらです。 笑っちゃう。

親友が「お前そんなにモテたいのか!」。

死んだ後も人を笑わせるおやじ、恐ろしいですよ。

僕にはできるかなあ。 ”

 

 

 

短い文章の中に、計り知れない含蓄を感じてしまいます。

繰り返し読むだけで、日本酒三合いけます。(飲みませんが・・笑)

みなさんはぜひ一杯やりながらどうぞ。

 

 

 

 

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