先週のある時、突然ぽたぽたと鼻水が垂れ始めた。
うつむいた拍子などに、あれあれという間に床に落ちる。
そんなことが続いていたものの、別段熱があるわけでもなく、そのうちおさまるだろうと高をくくっていた。
週末の金曜夜、さすがにちと普通じゃないなと思い、21時に寝る。
経験から、一晩寝れば大体回復する体であることは知っている。
つもりであったのだが・・・
土曜日、起きれない。
飯も食えない。
まあ丸一日寝れば回復するべ。
明日は山で、餅つきと大事な会議があるから寝るべ寝るべ。
日曜朝、根性で起きて身支度を整えるが、体がまだ動かない。
挫折。
断りのメールを送り、そのまま寝る。
熱もある。
飯は食えない。
吐き気さえした。
とめどもなく寝る。
そして夕方、少し飯が食えた。
便も出た。
いままで臓器のほとんどが休止していた感じ。
免疫細胞の増殖にすべてをかけて、侵略者から身を守るために体内大戦争が起こっていたはず。
明日は月曜日、朝一番、排水管掃除業者のためカギを開けなくては・・
寝る。
3日間うがいと水分補給だけは続けた。
本日月曜、私は無事会社にいる。
鼻水はのこるものの、背中はまがってはいるものの、ここにいる。
こう長く引っ張られるとは・・
と思い返せば、10年前にも5日間ぶっ倒れていたことを思い出した。
あの時もひたすら寝るだけでしたが、ひどかった。
処理能力を超えたストレスが原因だとはその時思っていました。
またそれですか?
10年ごとの儀式ですか?
って感じですが、「気づきなさいよ」というサインでしょうねぇ。
「10年間様子を見てきましたが、進歩がありませんねえ」
って感じでしょうか?
薄々は理解しているつもりなのですが、どんどん増えるんです。
私は望んでないのに、なぜだかいろいろ増えるんです。
いろんな方が頼りにしてくださることは無碍にもできませず、ついついこうなってしまうのです。
相当前世での反省点が大きかったようですねぇ。
でもまあ感謝します。
10年に一度の私にとっての大事でも、こうやってまだ生かしていただいていることに変わりはありません。
また回復させていただけたのですから、また倒れるまでやんなはれ、ということだと解釈しましょう。
ここで保守に回ると、根こそぎ我が人生を失いますので。
うっしゃー、またガンバンベー!