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この世の贅沢
2017年6月15日 | 雑記

6月11日の日曜日早朝より、高縄山山麓にて道迷い捜索訓練を行う。

会員一名が遭難者となり一人で遭難場所に潜み、後ほど残りのメンバーで捜索班を組織し、手順を決めて捜索にかかるという訓練である。

私は初めての体験であったのだが、驚いた。

 

マイナーな山麓の登山道は百名山のような立派な道はない。

そんなところを周りに気を配りながら遭難者を発見し、救助するというのだが、発見するまでもかれこれ大変であるし、発見した後も、怪我の具合の確認、その部位の固定や止血、ロープワークを駆使し、救助者を背負いながら崖を登るなどなど、とてもリアルに再現し、体験していく。

正直なめていた私はびっくりするしかないのである。

しかし気づく。

本当に道に迷い、怪我をすれば途端に生死にかかわる事態へと変貌する。

その中で、遭難者は何ができるか、捜索者は何ができるか、ということを見ながら、体験しながら「理解」をしていくのである。

 

そして一日かけて行った捜索活動を通して、最も思ったこと。

自分が遭難者になってしまうと、これほどまでに様々な人たちに迷惑をかけてしまうということ。

たった一人を探し、救助するためには今回でさえ10数名の人と、各種クライミングスキルが必要であったこと。

そうでなければ人ひとり崖を担ぎ上げることはできず、そのあとの登山道をおぶって数キロ歩き続ける事すらできないことを思い知ったのである。

 

普段担ぐ自分のザックの重さが10数キロでも堪えるのに、60数キロの人間ともなれば途中で捨てたくなるのである。

 

山の遭難が絶えない、増え続けている。

安易な気持ちで登る輩は増え続けている。

ささやかな体験であるかもしれぬが、私にとってこの体験は気を引き締めなおすには十分なものであった。

山岳会の活動は、やはりすごいものだと正直思うのであった。

1年間は学ぼうと思う。

 

 

そんな週末が終わり、新たな週を迎えたと思ったら、今度は地上の学びが押し寄せてくる。

てんてこ舞いで毎日が過ぎていく。

毎日毎日すごい人もやって来る。

まさに様々な問題を抱えていたり、センスを持っていたり、意味深な人たちだらけで、帰宅するとバタンキュー。

でもいい疲れ方である。

 

しばらくこんな日々を楽しんでみようと思う。

 

 

いろいろあって素晴らしすぎる人生に感謝。

この世にしかない贅沢である。

 

 

 

 

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