2年ぶりのお誘いをいただき、懐かしのチームで、冬のお山を楽しんで参りました。
冬なのですが、この冬はなかなか冬らしくなく、お山にも雪が積もりませんでした。
しかし、やっとなんとかなるか? という日に約束の日が訪れることとなり、内心そこそこ期待なんかしていたのです。
が、 やっぱりでした。。(笑)
でも、もちろん大丈夫です。
楽しみ方はそれだけではありません。
天下の名峰、石鎚山頂には行かず、途中の名所「夜明かし峠」にて、大盛り肉うどん大会と相成ったわけでございます。(爆)
この柔軟性が大好きなのですが、このセンスが理解できる仲間としか行けないところでもございます。
何分、山屋と言われる方々の中には、ピーク(頂上)以外は山ではないと思われている方もいたり、スピードのみにこだわっている方がいたりと、一口に「山屋」では語れないのでございます。
従いまして、道半ばであれ、そのプロセスが楽しめるという方でないと、不協和音の嵐となり、とても楽しめるという世界ではなくなってしまうのです。
そのことを熟知した、アウトドアショップ T・mountain の哲ちゃんだからこその人選により、彼の貴重なオフにお誘いいただいたこのお誘いは、とてつもなく貴重なものであり、人生にそうそうないチャンスであったりするのでございます。
参加者のお一人、山歴50年くらいのヤマンバ・・ もとい、 ほんの80歳くらいのUさんも、その価値をしっかり理解していらっしゃいますので、それはそれは居心地のいい山行となったのでありました。 お宝話しも含めて。。
理念の共有とは、かくも大切であるという再確認が、ここでも体験できました。
同じようなことをやっていても、気持ちは全く別のところにあったりすると、お互い疲れるものですもんね。
仲間になれるということは、本当にまれなことです。
高度を上げるにつれ、冷気の密度も高まり、石鎚がすばらしい山であることを確認できると共に、雲もない、晴れ渡った空から降り注ぐ太陽のぬくもりが、春の訪れを伝えてくれます。
めったにない石鎚のお日和でした。
そしてゆっくりと、ヤマンバ肉うどんパーティーを楽しめました。(笑)
早朝から山頂を目指した方々が、下山途中に私たちがうどんをすするのをうらやましそうに眺めて行くのを、内心してやったり気分と、ごめんね気分を感じたりもしながら、何分おすそ分けできる前に、全部平らげてしまっていたのでどうしようもございませんでした。。
ごめんね、みんな。。
石鎚の懐に包まれ、うどん5玉に、肉約1㌔、ごぼうにその他と、この場所で食すのはなかなかないであろう体験でした。
楽しく理念共有できるベテランさんと一緒は強い!
食後のコーヒーも最高でした。
あぁ~ 、 これでやっと冬にサヨナラできる。
正直、そんな気持ちでした。
おかしな気候で、自分の中の季節感がぶれていくのが相当怖かったのですが、やっと決着がついたという気持ちです。
By By、 Winter .