人はなぜ不安に思い、恐れ、悩むのか?
この神々からの問いかけに対して、釈尊が答えたことは、
「眼・耳・鼻・口・頭脳・身体という機能がそろうほどに社会性が生じる。
その機能の強弱で、他人と比較し、私がという『自我』が生まれ、社会性を競い始める。
人間は不幸なことにその機能そのものを自分自身と錯覚し、存在価値を持とうとしてしまい、本当の自分ではない機能に存在価値を持とうとするから苦しみが生じる・・・
本質ではないものに価値があると思い込み、目覚めようとせずどこまでも競い合おうとする。
いいとか悪いとか、成功とか失敗とか・・
自我が勝手に生み出した分別で苦しんでいる・・・」
これらの言葉に触れた時、
目からうろこが落ちるというより、心から甲羅が割れ落ちた(バリバリガラガラドサッ)。
それくらいの衝撃だった。
ついに生きてる間に少し触れることができた!!
っていうくらいの感動でした。
このお話には続きがありますが、ご興味のある方は自分で調べてくださいませ。。 (笑)
苦しみや悩みをごまかそうとしても、
逃げようとしても、
何の解決にもならないけれど、
根本の「原因」がわかれば、そこを改善していくことで、
大きな「気づき」を得られるかもしれません。
その「気づき」こそ、
「悟り」と言われるものの一つかもしれませんね。
ご参考 「釈尊の教え」