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ふざけた不動産屋の一日
2011年10月6日 | 雑記

本日は30代のご夫婦が不動産のご相談に見えられた。

「おっ、珍しい本業の話か?」 と思われたあなた、 よく見てられますねぇ。 このレアなブログを・・

はい、 本業の話はほとんどありません。  別に物件の紹介をしてもしょうがないじゃん、 と思っている不埒な不動産屋ですので・・

物件よりも先に業者の人格が大事じゃないの?  とマジで思ってるものですから・・  すいませんねえ、 こんな性格で。

 (※注・ 私が人格者だというのではなく、普段の私の考え方を披露し判断材料にしてもらえれば、ということ)

 

ではどんな内容であったか?

「子供と自分たち夫婦のライフスタイルに合った住宅を検討したい。後2年で借家も明け渡さなければならないのでそろそろ準備時かなと思って・・」

実にいいお話てす。 普通に考えれば。 ありがたいお客様です。

私はいろいろ聞いていきます。 年収よりも先に住宅取得に対する考え方やライフスタイル、今までの経緯などなど・・・・

その中から見え隠れし始めるものがあります。 本当の心は何を求めているのか。 いま抱えている様々な問題とそれが未来に与える影響。

そんなことから感じる事を伝えてまいりますと、少しずつお客さまも本当は言うつもりでなかったことまでお話してくださいます。

 

両親との同居を経て感じ始めた疑問点から家族を守るために借家に移ったこと。 しかし、その実家の隣に自分用の土地を購入していること。 その場所が様々な点で素晴らしい場所であること。 本当はそこに住みたいこと。

だけど今は住めない、だからほかに購入するしかないと思っていたこと ・・・

 

わたしはアドバイスはできません。 あくまで自分の考え方をお示しさせていただくのみで、決断されるのはお客様です。

ではどんな考え方なのか?

 

「今ある条件や状態は必ず変化しますよ。 いまはどうしてもそこには住めないと思っていても、同居は出来ないと思っていても、必ず変化していきます。 なのにその変化の前に大きな借金を背負ってしまい、窮屈な人生を無理にこしらえていくより、いつかは必ずあの大好きな場所に住むんだと決意し、その夢なりビジョンなりを実現するということを行動に起こす、 すなわち言うだけでなく毎月1000円でも住宅建設資金として積み立てを始める。 そうすることで間違いなく、単なる夢を語るのではなく、実現に向けて現実的に一歩を踏み出すという行動に結び付けられるのではないでしょうか? そのことで心も大きく納得できるのではないでしょうか?」

「いま中途半端な気持ちで借金を背負うと、先に言う変化が起こった時に、希望の場所に建築出来るときが来たときにダブルローンが組めると思いますか?  その時その購入した家がすぐに流通し、資金として形を変えることができると思いますか? もし売れなければ、いやもし売れたとしてもローンだけ残り、益々家族の状態を厳しくすることになりませんか?」

「親の気持ちは子供部屋も人数分揃えてやりたいと思うかもしれません。 でも本当に子供はそのことを望んでいるでしょうか? そんな綱渡りの借金をして、いつの間にか家族の幸せから遠く離れた場所でひとり黙々と借金のために夜遅くまで残業することになりませんか?  聞けば今の生活は友人に囲まれ、ワイワイにぎやかに過ごし、その両親の楽しそうな姿を子供たちも恐らくは誇りに思い、幸せな気持ちで過ごしているのではないでしょうか?」

「その今の幸せを棒に振る可能性が大きくても借金して家を購入しますか?」

 

「・・・・・・・・」

 

さしずめこんな感じでお話をさせていただいた次第です。        ほんとふざけた不動産屋でしょっ 。         自分でもあきれちゃいますっ 。      だから貧乏なんですっ 。

でも、

不思議と心は貧乏だと感じたことはありません。         っていうか、 こんな店が12年も保っているのが不思議か??  宣伝もせずに・・

どれだけ沢山の方々が見守ってくださっているか、 ということに尽きます。       ありがたいことです。   生かされています。    ありがとうございます。。

 

話は戻ります。            

そのご夫婦はこんな夢も希望もない脅しのようなお話を聞かされたあと、帰って行かれました。

 

不思議なくらい来た時よりもすがすがしいお顔で 、  微笑みをたたえられ 、  「ありがとうございました」  という言葉と共に ・・・ 。

 

 

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