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もったいない話
2018年11月12日 | 雑記

先週土曜日、何とはなしに30代の頃に読んだであろう(笑)、「蓮如」五木寛之を読み返してみた。

その前からなぜか気になっていて、読みやすい場所に移動したりして、その時を伺っていたような気配があった。

なぜだかはわからない。

なんとなく、なのである。

 

若い時に読んだような、ないような・・ わかったような、ないような・・ 感じ。

そんな印象しかなかったのだが、無性に気になってきたものだから素直に従った。

 

朝食後、自家焙煎コーヒーを一杯飲んだ後、読み始めてみれば・・・

溢れる涙に戸惑いながら、一気に昼過ぎには読み終えていた。

 

副題にある、~我深き淵より~ のぞかせていただいたものは、とてもいとおしいものでした。

 

二十数年前には大して印象にさえ残らなかったものが、のちに心を震えさせる。

その間にあった出来事や、体験、それらに基づく意識や考え方の変化、二十数年という時間を生きてきたからこそ味わえる「今」。

すぐに「結果」がほしい「欲」からでは決して手に入らぬ「今」であった。

 

 

 

そして翌日の日曜日。

これまたひょんなことからご縁をいただき、「日日是好日」という映画に触れる。

なぜか松山では上映してなく、今治市まで出かけることに。

樹木希林さん最後の映画でもあったと思うので、もう一度お会いしたいというのもあった。

 

そしてここでもまた、茶道を習い始めた若き女性の眼から、それからの数十年という時間のなせる奇跡を感じさせていただいた。

毎日毎日同じことを繰り返しながら、

それでもいろんなことを体験しながら、

そして気が付けばその体験から初めて見えてくるものが・・

 

前日の私の読書体験のような世界を、ここでも味わうことができた。

 

雨の日には、雨を楽しみ、

風の日には、風を楽しむ。

季節の移ろいは、

日々の小さな移ろいの積み重ね。

 

その日々を一つひとつ楽しんでいければ、やがてそれまで見えなかったものが見えてくるかもわかりません。

 

今がわからなくても、

今が不安でも、

今が悲しくても、

明日は大丈夫かもしれませんよと、

伝えてくれているような気がします。

 

つまらないと思った今日の自分でも、

実はなんとか生きていたという事実。

その生きるという事実が積み重なれば、

今は見えない世界も、

はっきりと見えてくることがあるのかもしれませんね。

 

ただ生きているということだけでも、

実はとんでもなくすごいことなのかもしれないなぁと、

なんとなく思ってしまうのは能天気すぎるでしょうか?

 

とても不思議な何かに導かれた二日間でありました。

 

ありがとうございます。

 

 

 

にしても、

松山人には受けない映画なんですかねぇ。

もったいないもったいない。。

 

 

 

 

 

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