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わたしが社長?
2014年12月6日 | 雑記

地方創生関連法案が成立。

でありますが、はてさて・・

 

エリア・イノベーション・アライアンス代表理事の木下 斉さんはこう表現します。

“    ・・・地方というと限界集落が想像されがちだが、今後、問題が深刻になるのは人口10万~30万人程度の中小都市。

新幹線や高速道路、高速ネットが通ることで、1地域がカバーする範囲が拡大して、より大きな都市に集約されてしまう。

かつて各県の県庁所在地に支店があった企業が、大都市に機能を集約し、個々の県は出張で済ませるようになる。

ネットの発達で、業務や会議も遠隔で可能になり、出張の必要性すら減っている。

単に若い人を地方に移住させるだけでは若者が割を食うだけ。

必要なのは、人口縮小社会に合わせて中小都市を「経営」していくこと。

にもかかわらず、多くの中小都市はいまだに再開発事業などによって一発逆転を目指している。

人口10万~30万の規模があれば、初期投資は国からの支援と組み合わせて捻出できる。

しかし、開発費の5倍ともいわれる巨額の維持費用は負担できない。

人が減って自治体が消滅する以前に、赤字財政で財政破たんする可能性が高い。

地方創生の基本は、地味でもしっかり黒字になる事業に注力し、過剰な行政をスリム化すること。

小規模でも、従来とは異なるやり方で収支が成り立つ事業は可能。

岩手県紫波町の複合施設「オガールプラザ」は好例で、公共施設の図書館と、民間による産直市場、カフェや居酒屋を合築し、補助金に依存せず、民間が投資して、テナント料で黒字経営している。

行政が、従来の公共事業のやり方から脱却し、「稼ぐ」という発想に切り替えるカギは、首長の経営マインド。

計画をコンサルタントに任せるのではなく、行政職員が自分の手で作ること。

これまでの行政改革は「ムダを削る」という総務部的な発想ばかりだが、これからは「いかに稼ぐか」という営業部的な発想が必要。

中小都市は、経営次第で持続できる可能性がある。

他地域の成功事例の模倣ではなく、他にない「稼げるメカニズム」を生み出す努力が大切。

稼げる地域には雇用が生まれ、人も集まり、財政も改善する。

国も自治体が自ら稼ぐことに注力するように、交付金や補助金ではなく、投資や融資に支援策を転換すべきである。 ”

 

 

というものでした。

最初から「予算」という概念から始まるシステムでは、こういう考え方は生まれにくいのでしょうが、小さいながらも会社経営なんぞをやっておりましたら、初めに「予算」なんてものはなく、いかに「稼ぐか」しかスタートはないわけでして、あたり前田のクラッカー(古)なのですが、行政システムと民間システムはこれほどまでにスタート地点が違っているわけであります。

でもこれまでの古いシステムにあくまでも依存し続けるという選択をしたのであれば、いや選択も何もせず、今のままで変化しないのであれば、消滅するのではないですか? と問うています。

 

私も長年にわたり、NPOやボランティアの世界で活動させていただいて参りましたが、団体によっては、「補助金・助成金がないと活動できない」というスタンスを最初からとっているところもあります。 実はこっちの方が圧倒的に多いのです。

しかし私は団体立ち上げの初期に、最低限必要な備品のみ助成金申請をさせていただきましたが、それらがそろった後は、何度も申請できるのに、しかもお金を取ってくる自信もあるのに、手を出しませんでした。

そしてあくまで参加者による参加費のみで、事業を継続発展させてきました。

必要とされない事業であれば参加者・参加費は集まらず、団体や事業は消滅するだけのことです。

その必要とされている度合いを肌で感じながら運営できることが、自分たちの独りよがりにならないためにも必要なことでした。

 

助成金に頼り過ぎると、主体的かつ能動的に考えたり、工夫したり、営業したりというとっても大切な「プロセス」が失われがちになります。

あくまで社会にとって必要であるはずの「事業」を行うことが目的ですが、その事業を行うための準備というものが必要であり、そちらの方に時間も労力もかかり、おまけにしんどくて、つらくて、時には悲しかったりもするのですが、終わってみれば、事業の完成度や質を高めるために、この時間と労力がめちゃくちゃ大事であったことに、「気づき」の体験をします。

かかわった全員で。

 

そしてまた次年度へ向けて、俄然面白くなったメンバーたちは改善を加えてバージョンアップしていくわけです。

これが持続できる理由になります。

そしてまた、どんどんやりたいことを実現するにはお金も必要だという認識を新たにし、そのためにはどうするべきかという営業戦略を考え始めるのです。

すなわち「経営」です。

ボランティアをやりながら、「はーと・ねっと・くらぶ」では経営もしていたのです。 実際に。

若者たちは気づいてないかもしれませんが、それらも意図して私は環境づくりをしてきました。

その活動を10年も続けていきますと、企業としてみても、本当に立派な企業になったなぁ、素晴らしい社員さんたちだなぁ、と思えたものでした。

ただのボランティア団体ですのに。(笑)

 

だから、行政にできないはずはありません。 もともと優秀な方々が集まっているわけですから。

ちと入口のシステムを変えてみる発想があればいつでもできます。 なにせわたくし、未熟の代名詞のような学生たちが、1年の体験で驚異の変貌を遂げていくのを12年間見続けて参りましたので・・。

 

経営者になるということは、自らすべてのことへの主体者になるということです。 だから面白いのです。 ほんとうは。

しんどいけど、なぜだか猛烈に面白いのです。

人のものやお金で何かができたとしても、本当に心の底から楽しいですか? ということです。

時間がかかっても、そのプロセスさえもが「主体者」としてのそれであれば、人生とは本当に一生そのものが楽しいものなのかもしれませんねぇ。

だって本当は、みんな自分の人生の「主体者」のはずなんですけどね。

自分という会社の社長さんのはずなんですけどね。

 

そしてそれは、個人であっても、企業であっても、町であっても、国であっても、同じことではないですか? と言われているような気がします。

木下さんに・・・

 

 

 

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