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ポニー牧場の日々 ~二日目~
2012年12月5日 | ボランティア活動, 雑記

短い一夜が明け、少々残る二日酔いで寝ボケた顔を洗う頃には、「風のうち」の住民は誰ひとりいませんでした。

ゴルゴは早朝より、ポニーキャンプの子どもたちの朝食作りに行くと聞いていましたので(ほとんど寝てない)、予定通り、一人で台所にあるもので朝食を頂き、さあ行動です。

が、 実は昨日重大なことが起こっていたのです。  それはデジカメの予備電池がすべて放電し(し忘れかも)、カメラ内の電池は昨日ほとんど使い果たしているという現実に夕刻気づいたのでした。  早速チョロに相談したところ、すぐに電話で電気店に努める社会人カウンセラーのお仲間に事情を説明し、部品を探して夜のうちに「風のうち」に届けるようお願いしてくれていたのでした。  その彼は忙しい身にも関わらず、夜遅くに遠く離れたこの場所まで約束通り届けてくださったのです。   がっ、  規格が違い合いませんでした・・  (涙) (ソニーはすぐ変える)

彼には本当にご苦労をかけたので、その気持ちだけでも十分だったのですが、明日には他店も含めて探してみるということでお別れしていました。

ひょっとして?という淡い期待感もあり、本日午前はそちらの方に伺うのがまずのお仕事となっておりました。

子どもたちは、午前中ポニー牧場にて乗馬の予定なのですが、こんなことなので見学は午後からとなりました。

大型電気店に向かう道すがら、昨日のチョロの間髪いれぬ手配の仕方や、それに即座に答え、自社以外の店舗まで調査して部品を探してくれたサカイさんの人柄や、この普段から培われた連係プレーというか、信頼関係というか、なんか久しぶりに見た互助精神にあふれた社会という感じでありました。

土地柄もあるのでしょうが、やはりポニー牧場で育った若者たちには、そういう精神が特に育っているように感じるところでもありました。

一所に集えるいつも開かれた場所がある、学びの場所がある、出会いの場所、育ちの場所、助け合いの場所、理解の場所、行動の場所、話し合いの場所、チャレンジの場所、笑える場所、癒しの場所 ・・・

その自分たちの場所があるということが、どれほど大きな価値を生み続けてきたのかということを、恐らくは、よそ者でそういった場所を持たない私だからこそ、より感じられたのではないかと思う次第ですし、同時にこのことが、これから私が創ろうとする環境に対して、絶大な力で背中を押してくれそうな予感を抱かせることになったことも事実です。

そんな昨夜からの小さな出来事からも、客観的にハーモニィカレッジの人々に対する理解が深まるのでありました・・ 。

そして無事充電器を手に入れた私は、その足でまずはサカイさんのお店に出向き、本人にお礼を伝えたのち、子どもたちの宿舎へと向かうのでありました。

午前中の乗馬を終えた子どもたちは昼食の真っ最中で、もはや和気あいあいの雰囲気の中、楽しそうにおしゃべりを楽しみながら過ごしていました。

かたずけを済ませた後は、いよいよ宿舎の周りに在る自然探検あそびです。

付近一帯が自然だらけですので、フィールドに困ることは在りません。 まずは散策と崖のぼりあそびと話し合いで決めた彼らは思い思いのいでたちで宿舎を後にするのでありました。

歩きながらもあらゆる場所で遊びに変わっていく様を見ながら、やはり人工物ではない自然の与える環境の素晴らしさに改めて価値を見出して行くことができました。 次世代あいキャンフィールドもこの要素だけは守らなくてはと再認識です。

一通りその付近を歩いてみて、みんなで遊べる楽しそうな場所に自然と落ち着いた一行は、そこで鬼のように遊び始めるのでした。 まさに、餓鬼(ガキ)のように ・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エスカレートしていくその環境をリードしているのは・・ 、 なんと子どもではなく、 カウンセラーです。。  しかも、 女性 ・・・

もともとここのカウンセラーやスタッフさんは、ものすごく笑います。  っていうか、いつも大声で笑っています。 大きな声で、高らかに、ほがらかに、笑い続けています。 特に印象的なのは、「アニキ」と呼ばれるかわいい性別女子は、ひときわ高らかに、甲高く、透き通る声で笑います。 どこにいても聞こえるほどに。 とても女の子とは思えないほどに・・ (笑)

だから気持ちがいいのです。 子どもたちが安心するのです。  仲間も楽しくなるのです。 みんなで楽しい、嬉しい、しあわせになるのです。

ただ、それだけで・・

この単純極まりない事実だけで、何も専門教育など必要ないことを実感できるのですが、「教育」を標榜する輩に、こういう存在がいかに少ないことか・・・

学校で何を教えているのでしょうね・・

まあそれはそれとして、 エスカレートしていくおっさんのような女子たちのエネルギーはドンドン周りの子どもたちやカウンセラーを巻き込み続けます。

ジーパンのおケツを泥まみれにしながら、 それだけでは物足らず、「走りにくい」とか言いながら寒空の下、ついには裸足で走り回る特異な人たち・・・

正直に告白しますと、 「頭が少しお悪いのかなぁ・・」  ではなく、 感動しました。

今は死語となりつつある「若者らしく」存在する彼らと、その存在に対等にぶつかっていく子どもたちから生まれる、「本気で生きている」というほとばしるエネルギーに感電するほど感動しました。

この遊びは一年を通して続き、春には春の夏には夏の、秋には、冬にはとやりつづけてきたからこそのスタイルが、当たり前のように継承されていることが実感できました。 これを「伝統」と呼ぶのでしょうね。

またひとつ目指すべきものを、少し垣間見る事が出来たようです。

 

 

 

 

 

 

そんな世界の最中だったのですが、私はポニー牧場へと移動の時間です。

なんと、この日の夕刻から、ハーモニィカレッジのその他のカウンセラーやスタッフや保護者さんに私のお話をすることになっていたのです。

これは、チョロが海癒まつりで聞いた私の話をカレッジの若者たちにも聞かせてやりたいと思ったことが発端で、昨夜のシュートも交えた懇親会での会話も後押しして、二人が仕掛けてくださったのでした。

急なお知らせにも関わらず、なんと山の上まで20人足らずの方々が集結しました。

薪ストーブのある部屋で、車座で始まったお話会はその後4時間くらい続いたのですが、若者たちから出てくる真剣なまなざしの質問に、タジタジになりながらもお答えさせていただきました。

自分たちがやっているこのボランティアは、よそから見た場合どのように映っているのだろうという素朴だけれど、本質的な質問から、人生に関すること、就職に関すること、生き方、考え方についてなどなど、それはそれは素晴らしい時間でした。

たくさんの目が生き生きと輝きながら、少し人生の先輩であるおっさんの話を真剣に聞く様は、本当にこのハーモニィカレッジの活動や、そこに関わる人々の奥深さや底力を痛感させるものでした。

はーと・ねっと・くらぶの初期から中期では同じような情景はたくさんあったと思うのですが、近年はないなあ・・ などと振り返ることもできました。

自身の反省ももちろんですが、様々な背景も加味しながら、この部分も次世代に生かしていこうと思いました。

 

いずれにせよ、見学に来ただけの私でありましたが、それを上手に双方向利用してしまうチョロの裁量には脱帽です。

こういう青年が育っているという事実だけで、ハーモニィカレッジがどのような団体であり、普段よりどのような活動をしているのかは、素養のある方であれば十分ご理解できるのではないでしょうか?

その夜は特別幸せな気持ちで、眠りに就くことができたのでありました 。

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