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今だからこそ
2020年4月28日 | 雑記

作家の池澤夏樹氏が、コロナについて表現していた。

 

・・・

 

そもそも種と種の間で勝ち負けなどあるものだろうか。

生存に有利な場を見つけて身内を増やすこと以外に生物の欲望はない。

ある種のウイルスにとってホモサピエンスの身体は使い勝手のいい環境なのだろう。

都会ではヒトの生息密度は高いし、広く動き回るし、免疫が機能するまでには時間がかかる。

 

この事態をウイルスの立場から見るのは難しいかもしれないが、突き放して考えればそういうことだ。

これが非人間的な思考だとしても、この世界は人間のために作られたわけではない。

ヒトが、人間が、どれほど多くの種を絶滅に追い込んできたか、という論法はこの場合は意味がない。

これは報復ではないし、そこには誰の意思もない。

ウイルスはものを考えない。

起こっているのはただの自然現象である。

 

東日本大震災の時に、これは日本人への天罰だといった政治家がいたが、天は人間に罰を与えてくれるほど親切ではない。

自然は人間に対してただただ無関心である。

津波は「襲ってきた」のではなく、「起こった」のだ。

 

・・・

 

 

 

今回のことも自然現象であると素直に受け入れられたなら、

どこの誰かのせいだとか、

どこの国が悪いとかいう前に、

多くの災害を経験したこの国の民ならば、

また同じように淡々と生きていけるのだと信じたい。

 

そのために、少し元気な人が、

少し弱っている人を、助けていく。

できる範囲で、

どんな小さなことであっても、支えあう。

 

そんなことの積み重ねが、後々の世界を形作っていく。

今だからこそ、作りうることができる「行為」や「行動」を、

未来のために行いたい。

 

 

私の立場でしかできないことを、少しずつ行動してきましたが、

まだ何が足りないのか、何ができるのか、

悩みながらの毎日です。

 

 

でも、私の周りの人たちは、

少しずつ創意工夫を凝らしながら、この難局に立ち向かっています。

 

そしてそれが、

少しずつ実を結びつつあります。

 

その立ち姿から勇気を与えていただきます。

何も持ち合わせていないような現実の中で、

立派に人に与えるものを創り出しています。

 

 

その光景を、

今だからこそ目に焼き付けておこうと思います。

 

 

 

 

 

 

 

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