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伸びるか、 伸ばすか
2012年6月27日 | 雑記

野球界往年の名選手である二人が異口同音に唱えているコンセプトをご紹介しましょう。

お題は、「新人をどう伸ばすのか」

どの世界でも永遠の課題でありますねー。

さて、まずは豊田泰光氏。

“ 当時の新人は選手と言うより先輩の付け人、練習する時間もなく先輩の道具を担いで運んだり、スパイクを磨いたり、用を言いつかったり・・・   いつになったら練習できるのかと、ため息をつく日々。

しかし、叱られているうちに少しは頭が働くようになる。 靴クリームを自腹で買って、先輩のスパイクを磨いてみると・・ 先輩も豊田が懸命なのを認め、練習に参加できるようになった。 それ以外にもこんな話は数限りなくある。

しかし、手とり足とり教えてくれるような先輩ばかりでは、今の私はなかった。 その後の経験も含めていうと、伸びる奴は勝手に学び、ひとりでに育つものだ。 教えられて伸びる奴はまずいない。 プロには、「教える」「育てる」はない。 「学ぶ」と「育つ」があるのみ。 なんでも自分で考え、実践しなくては。 ”

 

お次は、権藤 博氏。

現役時代年間35勝、30勝投手という今では考えられない成績を残した後、肩を壊して引退後、コーチングの勉強でアメリカに渡る。  そこでのエピソード。

“ アメリカの教育リーグで打撃練習を見ていたら、ある若手選手が流し打ちが出来ない。 見るに見かね、「こうやるんだ」とコツを教えたところ、その選手は見る見るうちに上達した。

その後、その選手を見ていたコーチが戻ってきたら、あまりの変わりように驚く。 選手に「どうしたんだ」と尋ねたら、「ゴンドウが教えてくれた」・・・。

コーチは権藤を捕まえてこう言った。

「教えてくれたことはありがたい。 だが、教えられた技術はすぐに忘れてしまう。 逆に、自分でつかんだコツは忘れない。 だから私たちコーチは、選手が自分でコツをつかむまで見守っていてやらなければならないんだ」

アメリカの野球界では「教えすぎてはいけない」(Don’t  over  teach.) とされている。

手取り足とり教えてしまう上司はどこにでもいるが、それでは依頼心の強い人間になる恐れがある。 上司は歯がゆくとも、じっと見守る態度が必要だ。 新人は何から何まで上司に頼らず、自分の道は自分で切り開く。 どれだけ時間がかかっても、自分がこれだと思うものをつかむ。 結局、身体に残るのはそうやって得た知識と知恵だ。 ”

 

まさに、はーと・ねっと・くらぶが大切にしてきた考え方と共通するところだと思うのですが、 メンバーさんは如何かな?

自らの気づきの発露に価値基準を定め、それが発露しやすい環境を準備させていただいてきたつもりですが、 その意味と意図が伝わらなければいつまでたっても意味のない活動ということになりそうです。

まあもっとも、 そのことに気づく期間そのものが数十年先もあり、 というところが「はーと・ねっと・くらぶ」の 「ミソ」 ということでもあるのですが・・・

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