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創る喜びに満ちてこそリーダー
2014年1月2日 | 雑記

新春にふさわしく、大好きな佐渡 裕さんの記事をご紹介。

 

世界最高峰と称されるベルリン・フィルの指揮を、2011年に一度与えられた佐渡さんが感じたこととして・・

「初めてスーパーカーに乗るようなもので、アクセルはどこまで踏み込めるのか、踏み込みすぎると空回りしてしまうのでは、と戸惑った。 だから初日は安全運転、2日目はまずまず一緒に走り、3日目は暴走できた」

「車で言うとエンジンの大きさが違う。 鳴り方から音圧もすごい。 しかもすごく自由。 マエストロは何がしたいのかと待っている。最高のものを創ろうよ、と。 でも完璧ではない。 10分も指揮棒を振ると20ほどの改善リストが浮かんだ。 だからベルリン・フィルでも練習して直していく」

「楽団員は多国籍で、価値観も違う。 一つのパートでも異文化の対立はある。 しかしオーケストラにはオーディションがあり、技量を一定水準以上に保っている。 一つの席を世界中から200人以上が競う。 そのうえで1年間の試用期間があり、その間に結構落とされる。 遅刻をするとか、メンバー同士でうまくいかないとか、強い主張があり過ぎるとか、なさ過ぎるとか。 人間的な面が非常に重要視される。 個性的な集団だが、調和もとれる」

「絶妙なのはそれぞれが役割を知っており、やり遂げること。 たとえば2人いるクラリネットパートのうち、1番は自由奔放に吹きまくる。 2番は見事にサポートする。 ベルリンは2番奏者がとびっきりうまい。 ソリストとしても十分やれる。 そこがすごいと思った」

「自分が何をすべきかを知っている。 約束事も守る。 オーケストラは第一バイオリンのようにメロディーを奏でる人とそうでないパート、楽器がある。 葬式にトランペットが高らかに鳴るのはおかしい。 太鼓が鳴ると高揚し、笛が鳴るとウキウキする。 楽器の特徴、役割を意識できているか。 いいオーケストラはその意識がはっきりしている」

「そもそも人の個性はばらばら、骨格やバックグラウンドも違う。 考えていることも違う。 それが基本。 音楽の場合、違う者同士が本能的に共感し、共振する。 そこに感動が生まれる。 何も刺激がないようにまとまるのは面白くない」

「それをまとめるためには、何を目指すかを確認する。 究極は奏者とお客さんが音楽の喜びで満たされること。 音楽には楽譜がある。 作曲家の頭の中で鳴っていた音楽の喜びを記号にしたもので、それを演奏して音楽の喜びに再現する。 楽譜の指示だけを練習する人もいるけど、音楽にはスリルも、驚きも、喜びも、悲しみもある。 そういったものを再現しようと楽譜に書かれていないことも注文し、言い続ける」

「先日は英語やもっと下手なイタリア語で指示をした。 伝わらないことはいっぱいある。 でも僕の緊張感、テンションは伝わる。 100人でも150人でも1万人でもあきらめない。 繊細な指示を言い続けるタフさが指揮者には必要」

「かつてあるオーケストラとうまくやりたいと思い、守りの姿勢になったことがある。 テンポはこう、バランスはこう、とあるべき範囲を決めて指示しようとした。 音楽は創造的なもので自由でなくてはならない。こぢんまりとまとめようとすると音楽の喜びは生まれません」

「オーケストラに100人いたら、技量が飛び抜けた人、そうでもない人などいろいろいる。 彼らをどの輪の中にいれるのか。 突出した人たちが入っている輪かレベルの低い人たちの輪か。 低いところに行くこともあるが、突出した人の輪を押し広げ、みんなを入れたい」

「日本人は型にはまっていると落ち着くのですが、型を持たないこと。 ものを創るのは自由なことです。 ものを創ってゆくことにみんなが喜びを感じるように指揮することが大切です。 そのためには指揮者は誰よりも創る喜びに満ちていなければなりません。 だからみんながついてきてくれる。 これでやる、と決断したことも聞いてくれる。 みんなの顔色をうかがっているばかりではうまくはいきません」

 

 

 

なんかとても親近感を感じる内容ですね。 特に、はーと・ねっと・くらぶで活動してきた方には思い切り共感してる方もいらっしゃるのでは・・?

部員となるまでの「理念」というハードルの高さや、自分なりに表現する人やそれをサポートする人の関係、それぞれの「違い」を理解したうえで共感・共振する、「誰のために・何のために」を明確にし、そのための努力をやり続ける、毎年白紙に戻して一からプログラムを企画していくなどなどなど・・・

まあこれって企業にしても、各種団体にしても共通項のような気がいたしますけど、それは置いといて・・

 

「作る」のは誰かに言われたことを行う「作業」、「創る」のは白紙の上に悩みながらでも表現していく「命」。

私は簡単にいえばこんな感じで使い分けています。

 

自由はなかなかにしんどいものです。 単なる独りよがりや自己満足の自由でしたら楽なのですが、ここでいう自由とはあくまでも、「誰のために・何のために」という理念が明確にある場合の自由の事です。 自分以外の誰かのためにが含まれる場合です。

その自分と他者の喜びが一つになるために「創る」事が、大変だけど楽しいし嬉しいし感動するのです。 命が輝くのです。

 

そんな環境に、 生きていますか?

 

佐渡さんは、そんなことを伝えてくれようとしていたのではないでしょうか?

 

さあ、 私は今年も動きますよ。

去年とは違う動きです。

少しずつ少しずつ、 誰と、 どんなことで、 どう動くかを、 感じ始めてきました。

夢の実現に向けて、 変化を恐れず、 今年もチャレンジします。

 

レアな本ブログ読者様、 本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

 

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