前ブロの大洲の講演にかみさんも誘っていたところ「行く」というのでこの日は午前中に大洲の町を散策し、午後3時から講演に行こうかねえ というストーリーにしていた。
してそーとー久しぶりの大洲ミニ旅行が実現。 こんなにゆったりと大洲の町を歩くことは初めてであろう。 子供の時分に来たとは思う程度の身からすれば満足のいく散策と相成りました。
観光案内所に車を止めて、さっそくまいりましたのは大洲神社。 感謝奉納のあとは言わずと知れた「臥龍山荘」へ。
ここでは本当にびっくりしました。 昔見たはずなのに何もそのすごさがわからなかったのに・・ 今見るとスゴイ・・・ これはホントにスゴイ。。 こんな建物を当時作っていたのか? これを考え、仕掛け、準備し、説得し、具現化する人物とは・・・ もはや現在この建築は不可能に近いでしょうね。 材と職人と施主の空前絶後のコラボレーションですから・・ 改めて思いました。 年を取らねば見えてこない世界がある。 年を取るのは悪くない。 ほどほどのお歳の皆さま、生きているうちにもう一度見ておきなはれ! (建物撮影禁止)
その後はその界隈にある大洲銘菓「しぐれ」の名店でちょいと仕入れです。 そしてこの界隈全域が明治から昭和の雰囲気を残している建物が散在しているのでとことこと歩きながら見学します。 グルグル回っているうちにお昼となりましたのでおしゃれなスープカリー専門店「油屋」へ。
このお店は当時の旅館を改装したようですが、蔵の佇まいを生かしたとてもおしゃれな専門店です。 しかも、薬膳としてのスープカリーにこだわっており、ライスも16穀米。 その内容も満足のいくものでした。 こんなところにこんな店があるのか・・ 大洲もやりますなー。
ということでくるくる回った後、先述の竹下先生の講演に行き、双海周りの帰り道、アベックだらけの海岸で中年夫婦はしばし沈む夕日にわが身を重ねるのでありました・・・ 。 ワビサビ・・