本当は金曜の夜に発つはずであった。
東予港10:30発、大阪南港6:00着、そして余裕で長野県昼神温泉郷へ、のはずであった。
あいにくの雨の中ではあったが、ライダーズウェアの上から合羽も着込み、用意万端でいざバイクのエンジンスタート。
が、
うんともすんとも・・
ガチョーン 。
バッテリー上がってます・・
どうやら一週間以上前に、準備のつもりでナビやらETC装置をつないでおいたのだが、そこから漏電していたようである。
後で聞けば外車はそういうつくりだという。(涙)
本来であれば怒りの鉄拳で自らをぶん殴りたいところではあるが、大人になった私は「明日の早朝出ますかねえ」と思い直し、バッテリーを充電器につないで寝た。
翌日5:00起床、あらためて身支度を整え、6:00前、静かに出発。(このバイクの排気音は一般人の騒音ゆえ、道路まで押して出てから始動)
やれやれ、片道600キロのツーリングは久しぶりだが大丈夫? とは少々考えたが行くしかない。
団体の総会に、直前会長としても、今期会長指名者としても行かねば・・
しかしまあまあのアベレージで走り、昼過ぎには岐阜県馬籠宿に到着。
一箇所は観光するぞと決めていたので、ゆっくり散策。
中仙道という、つとに有名な宿場町を保護しながら観光地として栄えている場所ですが、正面に恵那山の雄大な姿を見ながら一軒一軒のお店を楽しみました。
信州のそばは本当にうまい!
手ごろな時間となりましたので、そろそろ総会会場でもある湯元阿智川温泉へと。
途中の裏道ワインディングも楽しみました。
そして皆と再会。
大きな子どもたちである元バイク小僧たちは相変わらずで、なぜだかホッとします。
順調に総会も終了し、往年のワークスGPライダー水谷 勝選手と樋渡 治選手の講演会。
裏話満載の楽しいお話でした。 我々世代のバイク界アイドルです。(笑)
ひとっ風呂浴びてから懇親会へ・・
大人になった僕ちゃんはセーブできてます。 が、隣にめんどいススメ上手がおりまして、普段より飲んでしまうのでありました。
しかし、そのあと二次会には目もくれず露天風呂へと直行。
二時間くらいはいたかなあ。 極楽でした。
いい温泉です。
翌朝、食事のあとは、全国から集まった四十数台のバイクの中で、バイク談義に花が咲きっぱなしでした。
なんの損得も利害も発生しない、純粋な趣味の世界人たちは、ずっと仲良しでいられます。
年功序列もない、肩書も関係ない、対等で平等な趣味人の会は気持ちがいいのです。
来た甲斐がありました。
次回9月の八戸全国大会は飛行機で参加ですが、またお会いしましょう。
仲間たち。
少々重くなったカラダに鞭打って、ひたすら松山へと・・
時間にすれば6時間半ですが、疲労度はなかなか・・
15:30過ぎに帰還後、バイクメンテと片付け、なぜか庭掃除までして爆睡しましたとさ・・
総距離1230キロでした。。 (1泊2日はキツイ)