3月21日春分の日、分け目の日であり、春季彼岸会でもあり、始まりの日でもある。
まずはゆったりとした気持ちで墓参りに出かける。
松山と浅海にある先祖の墓に感謝奉納。
今つながれているおかげをもって今生を体験できる幸せ。
ひとつのつながりが欠けていても今生がないという奇跡に感謝。
そしてこの日偶然見つけた「春分峠」。
なんと高知の行ったことのない集落のそのまた奥地にあるではないか。
気になる、 というかそこに行かねば。
行って感謝したい。
訳もなくそう思ってしまった私は翌日かみさんとその峠へと。
3時間半のドライブと、2時間ばかりのトレッキングの果てにたどり着いた「春分峠」。
まずは来た道へと感謝奉納。
そして行く道へと感謝奉納。
何の意味もないかも知れませんが、
大きな意味があるかも知れません。
が、 考える必要もないと思います。
感謝したかっただけのことです。
人っ子一人出会わないその山道を、杖立登頂も含め、しばし楽しみながら5時間ばかりのトレッキング終了。
登山道入り口付近にある松葉川温泉にて湯を楽しみ、食を楽しみ、小さな春を楽しませていただきました。
いよいよ本格的な春が始まりそうです。
心も芽吹きはじめますかな?