11月4日午前4時過ぎ起床、5時自宅出発。
向かうは小豆島。
前々から行ってみたかった寒霞渓。
しかも紅葉の季節に。
ちょうど仕事の合間としてギリギリ行けそうだということで行きました。
子供のころに島には来たような気もするが記憶なし。
短時間で計画を練り、予約を済ませる。
高松港7:20発のフェリーに乗船。
連休中で満車。
1時間後小豆島上陸。
そのまま「重岩」へと向かう。
細い林道を走り、狭い駐車場からはなかなかの階段のぼりと崖登り。
たどり着けばいきなり天国。
開始早々縁起がいいですなぁ。(笑)
素晴らしい場所でした。
その後反時計回りに島を走り、「江洞窟」へ。
自然にできた洞窟の中に弁財天を祭る半地下のお堂はかなり神秘的。
この地を訪れた弘法大師が悪魔を封じ、自ら刻んだ弁財天を祀ったと言われている。
90歳半ばのご住職からお茶をふるまっていただいたが、かなり不思議な場所でした。
そして次はスペイン・アンダルシア地方からはるか10,000kmの海路を経て「樹齢千年を超えるオリーブの樹」。
今では、青々とした新芽が芽吹きその存在感は他を圧倒する。
宝生院の境内にある「シンパクの木」は、応神天皇のお手植えによるものと伝えられ、樹齢は1600年以上と推定される老巨樹ですが、この存在感も半端ないもので、小豆島上陸後続けざまに感動が続いています。
なんじゃこの島!!
すごい!!
感動のままに「中山千枚田」へ。
たっぷりと散策し、名水百選「湯船の水」にも触れる。
棚田の中にもいくつもの寺院や社が存在し、島のいたるところが「信仰」の場となっていることに感銘を受ける。
棚田の入り口にある人気の「こまめ食堂」で昼食を・・の目論見は2時間待ちであえなく消える・・
オリーブ公園に寄り昼食でも・・1時間待ちであえなく消える・・
オリーブ園の中を散策と感謝奉納。(行く先々に神社仏閣がある)
ええいままよと「岬の分教場・二十四の瞳館」へと向かう。
「二十四の瞳」の舞台となった田浦分校。明治35年(1902)8月田浦尋常小学校として建築された葺平屋建校舎だが、まことに落ち着く場所でした。
しかし食堂なし。(笑)
「二十四の瞳映画村」に移動し、やっと地元「そうめん」にありつける。
映画村だが、その中の「壷井栄文学館」がよかったかな。
秋のソフトをさざ波の打ち付ける海辺で食らう。
今度は山に向かって走り、「石門洞」へと。
1300万年前に始まった火山活動によってできた岩壁にあった洞窟を利用して建てられたお寺ですが、自然と一体化したようなお堂はこれまた不思議感覚いっぱいです。
うーん、どこもすごいぜ小豆島。
いよいよ日も落ちてまいりました。
急ぎ次の場所へと。
「美しの原高原」は翌日徒歩で登る予定の寒霞渓ロープウェーの終点より東に位置する場所ですが、徒歩での時間が取れないことと、翌日のハイキングコースを上から見てみようと予定したのでした。
夕日の時間が近づくその時に見た上からの世界は、
またまた感動の世界でありました。
うつくい世界が魂を包みます。
歓喜が体を通り越してゆきます。
1日とはかくもこのように感動的であったのかと、感動します。
久しぶりのお山は決して裏切りませんでした。
感謝を携えチェックインした宿で楽しむ露天風呂。
明日の寒霞渓への思いを胸に早々に就寝します。
ありがたきかな、ありがたきかな。