11月22日
06:30 起床とともに温泉
07:10 朝食
07:40 出発・(昼食のおにぎりを途中で仕入れる)
08:15 登山口駐車場・(準備とトイレ)
08:45 登山開始
予報通りの曇りで山は見えない。
樹林帯をゆっくりと進む。
途中から硫黄山を望む。
硫黄山は噴火警戒区域のため、迂回路を使う。
独独の雰囲気が漂っている。
この登山全域においてだが、どこで噴火してもおかしくないと想定しての山歩きである。
わざわざこんなところをと、一般の人は思うことでしょうが、実はどこで何をやったところで「危険」とは切り離せないことを知っておくべきだし、むしろこういう場所だからこそ、心のどこかに「正常な何か」を保てられるのではないかとさえ思う。
かみさんはすでにお疲れのようでありますが(笑)、彼女がえらいのは泣き言を言わないこと。
普段鍛えているわけでもないのだが、半分「根性」で登ってくる。
行くと決めたからには、やるしかないと思ってのことかどうかは知らない。。
しかしどんな登山でも、一歩が積み重なれば必ず頂上にたどり着けます。
遅いか早いかの違いだけです。
正義はなく、それぞれの楽しみ方があるだけです。
何も比べる必要はありません。
その人にあった「登り」を楽しめばいいだけなのです。
だから、かみさんの「登り」もそれでいいのです。 (ちと遅いけど・・)
私も誘ったからには、それに付き合えばいいだけなのです。
遅いからと文句は言いません。 (うそぴょん、たまには言うこともある)
途中で出会ったカップルは、彼はズンズン先行し、あっという間に見えなくなり、彼女はしんどそうに休み休み、泣きながら歩いていました。
一本の道を、いろんな人たちが登っているのです。
さすがに景色はありません。
が、
風が強く、雲は眼前を流れ、臨場感は抜群です。
雨が降っていないだけ御の字です。
ありがたや。
と言っている間に、頂上へと。
こんな天気でも、さすが百名山。
人は来てますねー。
昼食を取るべく場所を探しますが、よく見ていないと、切れ落ちた崖に吸い込まれそうになります。
この崖の中が巨大な噴火口というわけですが、想像するしかないようです。
見たかったですけどねー。。
(イメージ)
風よけの岩のそばで昼食ですが、かみさんは壊れかけ??? (笑)
まあよく頑張りました。
2日続けてですからね。
ということで、気温も上がらず、風も10メートルは吹いているようですので、低体温症になる前に動き始めます。
本当は大浪池が真下に見えるはずで、絶景だったはずなんですが、それも見えず、そちら側へ降りていくルートを変更し、元来た道を戻っていきます。
季節外れのミヤマキリシマが・・
下りの途中、かみさんの膝が笑いはじめ、ブレーキが利かなくなり転倒しましたが、けがもなく、どうしてそうなったかレクチャーしながら、13:00頃、なんとか無事に下山することができました。
駐車場で小休止の後、噴気地帯に立ち寄り、温泉地らしさを楽しみ、
霧島国際ホテルの日帰り温泉に飛び込み、それはそれは多種多様な温泉をたっぷり楽しみ、
そしてお宿に帰りつき、
鹿児島唯一の泥湯温泉でまた泥まみれになりながら、
つるつるのお肌にて夕食をいただき、
またしても爆睡の夜に飛び込んでゆくのでありました。
まあ、よー寝るわ、あたしたち。。