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想いの交換
2011年11月7日 | ボランティア活動

10月にアフターキャンプが終わって以来初のミーティングがありました。 アフターの振り返りと共にこの日は特別なメニューがあります。 本活動は3月決算ですが、4月からの次年度に向けての準備が始まる時期でもあるのです。

そのためにはまずスタッフの進退に関することを決めていくことから始まるわけです。 次年度自分は継続するのか、卒業するのか?  そのことを自主投票制度によって自らに投票していくわけです。 入会した時と同じく、自分で決めて入会し、自分で決めて卒業する。 誰かによって決められたり、年数によって決められたりのない、主体者の、能動者の世界を用意させていただいているだけなのです。 だからこそ、毎年のように本気で悩む人たちがいます。 1年を通しての活動ですからその間に自分の生活も変化をしていきます。 始まりと終わりでは環境が恐ろしいほど様変わりしているメンバーもいます。 だからこそ、 悩むのです。 志があってもその環境の中で出来るのか? また以前とは違う志に置き換わった、興味がなくなった、コミュニケーションがない、しんどすぎる、いそがしすぎる、そこまで活動に時間を取れない ・・・・・・・

実に様々な条件に翻弄されながら彼らはしかし、この現実と向き合うのです。 再入会はできないという規約もあり、何か大切なものを失ってしまうのではないのか、という漠然とした不安も追い打ちをかけるのかもしれません。

しかし、 私はわざわざそれを用意させていただいているのです。 真剣に考える機会として、真剣に悩む機会として。 惰性で行動することのない世界を用意するために、所属するだけで満足する人が居座らないために。

ここは主体者の世界です。 ここは能動者の世界です。  依存者はいてはならないのです。

なぜならここは子供たちのために、彼らの気づきの応援者として、環境を整え、整備し、援助するという明確明瞭な理念があるからです。 子供たちは単に誰かの子供ではなく、私たち全体の未来だから育てるお手伝いがしたいのです。

だから、 依存者はいてはならないのです。 与えることだけを意識できる人、 そんな人にいてほしいところなのです。    だから、 厳しいのです。   だから自分で決めてもらうのです。 自分の環境は自分しか知らないのですから。

 

そして投票は終わりました。

一人ひとりの発表です。  「皆を見に来ていた、今までお客さんとして皆を見ていた、まじめにやりたい、これからはお客ではなく自分で作っていきたい、本当のスタッフとしてやりたい」、 「来年就活だがやりたい、子供の笑顔に会いたい」、 「来年あいキャンの歴史に自分の名を刻む」、 「自分で卒業を決める団体だがまだ自分は卒業の域にない、その時が来るまでやる・・でも一生はむりかも・・」、 「自分以外の誰かのためにやりたい、保護者からいただいた声を大切にしたい」、 「次年度は自分の苦手なことにもこつこつチャレンジしたい」、 「故郷に帰るので卒業するが、本当にやりたかった福祉の仕事をやる」、 「休日が仕事の職場に行く、やるならガッツリやりたいので卒業、ただしサポーター会員として応援します」、 「卒業の選択はない、就職先もあいキャンの影響を受けて決まった、今年課題が見つかったのでそれを改善すべく早くやりたい! あいキャンを思うと心があったかくなる、誰かにお返ししていきたい 」、 「主婦と仕事の掛け持ちで中途半端になっていることが悔しい、依存者だったと感じる事もある、大きな決断が必要な時、前に進むために卒業」、 「初心が薄れた、当時のアレやりたい、これやりたいがない、しかし卒業は心にない、モヤモヤがある間はやる、やるからにはスゴイことをやりたい、行動・想い・考えのスゴイを目指す」、 「昔マージンから次があると思うからダラダラするという話を聞いた、今年で卒業と決めていた、だからこそ全力でやれた、次の目標もあり、誰かのために動こうと思う、サポーター会員として関わる」、 「50歳なので考えた、健康に不安はあるがやる」

概ねこういうことであったと思います。 ミーティングに参加できなかったメンバーからも事前に投票をいただいており、見事な声が出そろいました。

 

素晴らしいミーティングでした。  ここに来た時は薪の一つも割れなかった子が、 マッチの擦り方も知らなかった子が、 人前で意見も言えなかった子が、 人の顔色ばかりうかがってた子が ・・・

どうでしょう、 みんな仲間の前で堂々と自分の意見を、考え方を、披露しています。  しかも、自分のことだけの都合を語らず、誰かのことをおもんばかって ・・

あぁ、 よかったー、 頑張って続けてきてよかったー 。    本心からそう思えました。   泣きそうになりました。   ありがとう、 はーと・ねっと・くらぶの みんな。

 

この日はそれまでにも先日のアフターキャンプの時に保護者さんやキャンパーに対して「この活動はあった方がいいのか? なくてもいいのか?」という質問を全員にさせていただき、その声を聞いたスタッフからの報告も兼ねていました。

私たちは独りよがりになってはいないのか? そのことを外からの目で教えていただくのです。

暖かいお声をいただきました。 それは私に対してではなく、きちんと若者に対して直接答えていただいたご意見でした。 そのことが実は何よりありがたいのです。  私以外の大人、しかも保護者さんから生の声を頂けるというのは大変に貴重な機会でもあるのです。 しかもそれは 「君たちは必要ですよ、いてください、続けてください、頑張ってください、ありがとう・・・」 といった声なのですから。

こんな励ましになることは中々ないでしょうね。    ありがとうございました。保護者様。

 

ということで、 次年度もあいあいキャンプは、 開催します。

これから次年度準備会が併設されます。 来年の工程表作りに着手です。   さて、 どんなキャンプが創られることでしょう。    お楽しみに・・

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