6月最後の週末、恒例の実家でのBBQを楽しみ、帰宅後ほろ酔いでうたた寝したと思ったら・・
気が付けば月が替わって七月とな??
いつの間に・・
というわけで7月1日朝、いつものようにお一日参りへとはせ参じます。
この日は日曜日なので、かみさんも参加。
3か所お参りした後、昼前には帰宅し、しばらく休んだ後、また出発。
この日はレアル・アカデミア・ラ・シージャ 15周年記念公演
SABOR Y GRACIA 2018 ~なんて素敵なフラメンコ~ があるのです。
昔の「SEED」のお客さんでもあった伊須さん主催のフラメンコ教室の発表会ですが、すでに15年とは・・
この間にもいろんなことがありましたが、さて今回はどんな世界を見せてもらえるのかと行ってきました。
松山市民会館中ホールということで、定員+立ち見を入れて700名のキャパがある会場に、
座るところがない・・?
なんじゃこりゃ・・
1教室の発表会の雰囲気じゃない。。
確かにミュージシャンは世界に通用するトップクラスですが、ダンサーは生徒ですよ。。
スタッフさんが用意してくれた折りたたみ椅子に運よく座れ、一安堵。
プログラムの構成は、前半が生徒さんのダンス、後半がプロのライブです。
正直、私はフラメンコの大ファンでもなく、特別な思い入れはありませんので、冷静に見ることができる立場でした。
始まる前までは・・
ところが進むにつれ、この本気度に知らず知らずのうちに引き込まれていたのでありました。
2番目の、想いを持ったソロダンスの生徒さんの時にはすでにガツンとやられてましたから・・
発表会だからと、適当なレベルで良しとせず、衣装から演出、音楽、照明などなどが本気なのです。
せっかく見に来てくれた方々に満足していただこうという「プロ」根性さえ感じます。
決して手を抜かないことこそ、演じる方も見る方も心から満足し、成長できるのだと信じて疑わない主催者の姿勢が垣間見えます。
そして何よりも私が今回感銘を受けたのは、
以前はこれでもかと言わんばかりに走っていた演出が影を潜め、コンパクトで静かな中にも「技」が光る成熟した世界感を感じることができたことです。
これはひとえに主催者の伊須さんの成長の証だと、私は捉えています。
人間としての魅力が増したなぁと、素直に感じることができました。
行き詰まりを感じた時などに時々相談に来たりしていましたが、真剣に話を聞き、努力を重ねたそのプロセスが垣間見えるようでもありました。
いやホントに素晴らしかったです。
特に後半のプロのギター、カンテ、パルマ・パイレ、そして伊須さんの踊りはすごかった。
フラメンコでここまで感動したのは初めてでした。
15周年という節目に、立派にそのプロセスを表現できたことに対して、敬意を表します。
おめでとうございました。
そしてまた、20周年に向けての「プロセス」を歩んでください。
自分たちと、見てくださる方々の喜びのために。
清々しい気持ちの帰り道、お城山も負けず劣らずのすがすがしさでございました。
あっ、 そうそう。
趣味と言えば・・
うちのかみさんの書道の展示会もありました。
それぞれの世界、
楽しいですね。