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波紋の中の少年
2013年4月24日 | 雑記

親しい友人からメールがきました。

それには過日の東京新聞に掲載された記事が添付されておりました。

それは私の心の湖に、波紋を広げてくれました。

さて、 それはどんな内容であったのか?

 

『言いたい放談』     鎌仲 ひとみ

『私が撮った新作のドキュメンタリー映画「内部被ばくを生き抜く」を全国で上映していただいている。 先日は愛媛県久万高原町で上映会があった。 主催は、里山再生に取り組む鷲野家。 長男の天音君は中学二年生になる。 2009年、小学5年の時、伊方原発のプルサーマルに反対する署名を小学校で集めて県議会に届け出た。 天音君は自分で情報を調べ、考えて決めたという。 当時、人口一万人に満たない町は大騒ぎになった。

その時鷲野家は、この問題への理解を深めてもらおうと、私のドキュメンタリー映画「六ヶ所村ラプソディー」を上映してくれたが、終了後、あるお年寄りが「子供のくせに大人のやることに口を出すなんてとんでもない、と説教をしたわしが間違っていた。原発の問題が初めて分かった」と頭を下げた。

結局、この年、愛媛県議会はプルサーマル燃料使用中止を求める請願を否決した。 理由は日本にはエネルギー資源がないから、というもの。 すると天音君は地熱エネルギーを使おうというキャンペーンを始めた。 日本の地熱資源は世界で三番目に豊富だとされている。

母親の話では、天音君は「お母ちゃん知っとるか、中学というとこは物を考えない人間をつくるところやで」と言ったそうだ。

こんな思考する少年・少女たちが思考する大人に育ってほしい、と思う。』

 

 

決して地元のマスコミでは取り扱わないであろう記事が、東京経由で知る人ぞ知る人々のもとには届いている。

少年が小さく切り放った、そのあまりにきれいな切り口に唖然とする。

うまい言い訳と釈明こそが、天下国家を語る資質だといわんばかりの政治家や官僚、名だたる教育者や大人たちに対して、この少年の一言はどう受け止められたのだろう?

この少年の、心底からの疑問に対して、自らの良心に怯えることなく答えられる真の大人はいるのだろうか?

そして私も。

 

ただの原発反対だけでは道理は通らぬことを知り、少年はその辺の大人以上に勉強し、代替案を用意した。

政治家の集団である愛媛県議会は、どんな代替案を用意してくれたのかな?

もうそろそろ、そんな内容が聞こえてきてもいい頃なんだけどなぁ・・

 

 

物を考えない人間をつくる学校、

物を考えない人間をつくる会社、

物を考えない人間をつくる組織、

物を考えない人間をつくる地域、

物を考えない人間をつくる家庭、

物を考えない人間をつくる環境、

いえいえ、

物を考えない人間をつくる国家。

 

そんな風になってないですか? と問いかけてくれているこの少年の「素直な心」は、 私たちの「良心」そのものだと思うのですが・・

いかがでしょう?

 

ちなみにこの鷲野家、 あいキャンにも来てくれていた、あの鷲野家です。

天音先生、 私もまた今度バッサリ切って頂戴ませ~ 。。

 

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