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涅槃の国  ~山荘しらさ編②~
2011年10月31日 | 趣味

私がここに宿泊しようと思い立つに至った理念をお持ちのこの小森支配人さんは、かつて外資大手企業のマネージャーを経験し、それから同じく外資のダイビングインストラクターをされていた時に気づかされた海の荒廃は森の荒廃に起因するという事実。 (またそれまでのマニュアルによる事業運営、人材育成の空虚感もあったようですが・・)

その事実に気づいたときに速やかに森を守りたいという気持ちに昇華し、家族と共に高知県に移住し、それまでとは別世界の林業に携わるわけですが、そこは外資とは全く違う価値観の世界。 そう「徒弟制度」の壁にぶつかるわけです。 しかし、小森さんはその両者のいいところを見抜きながら学びを身につけていかれたようです。 そして数年後、 ある林業の長老より「お前はもっと表の世界で人の役に立つことをやれ」 と言われ、そして町内でお荷物となっていたこの山荘の再建に責任者として携わることになり、苦心と工夫の末の丸6年が過ぎようとしているのですが、 さぞや多くの方々がこの場所と人に癒されたことだろうと思います。

言葉にするとこれだけですが、これだけのプロセスが すごいと思います。  そして何よりも私が感動するのは、自らの気づきを率直かつ実直に行動に転換できるということです。 しかも、自分だけのこととしてではなく、みんなの、地域の、日本の、地球のためということが語らずとも伝わってくるわけです。

しらさ理念・「海と森の融合」 「あるものを大事にする」

素敵な方です。  予感的中でした。

なにはともあれ、 お泊りに行かれることをお勧めいたします。 自分の目で、耳で、 知りましょう。。      とても大切な方です。

静かに流れるJAZZのリズムの中で、深々としてくる外の世界とは対照的に心があつく溶けていくのでありました。

小森支配人はご家族と一緒にこの山荘で生活をされておられます。 一見して山の人ではないとわかる垢ぬけたきれいな奥様と、子供たちと共に暮らしているわけですが、隣の友達の家まで車で30分くらいかかるという完全な別世界ゆえ、少しでもいろんな人と過ごさせてあげたいと思う親心からでしょうか、奥様は我々のいるストーブのところに子供たちを連れてきてくれます。

先ほどより天狗さまは1歳のゆきちゃんとゲーム盤を使って一緒に遊んでいます。 感心するのはマナベ天狗さまは76歳(見た目60過ぎ)ですが、なんの抵抗もなく子供の世界に溶け込んでいることです。 今の高齢者は案外避けがちなんですけどねぇ・・  やはり只者ではない。

私は誘いこんだ土佐清水の主婦の方とお話をしたりしておりました。 すると突然小学3年のもっちゃんが私にべったり寄りかかりながら、「手相みせてー」 とのたまうのでありました。

「あちゃー、 きちゃったよー」 って感じです。 この感じはわたしを知る一部の人しか分からないでしょうが、説明はしません。

恐る恐るもっちゃんに手を見せます。

・・・         答えがありません 。

「やばいんちゃうやろか?   この子なんか町の子と感じちゃうし・・」 「こんなん出ましたー、とか言うたらどげんしょー」 って思てました。

・・・   出ました 。         ショックです 。                                   私には仕事線がないということが判明しました・・・ 。

どおりで仕事が出来んのー。 ハッハッハッ、 まいったのー。          って 笑い事やないやないの? もっちゃん。。

 

 

 

 

 

 

・・・ そんな時間を遅くまで過ごす事が出来ました。

 

やわらかな 、 やわらかな  時間でした。

 

ねっ、   涅槃でしょ。    冬の期間閉鎖になる前に、 あなたもいかがですか?

天使がたくさん待っててくれますよー。

 

http://shirasa.com/    アウトドア雑誌 BE-PAL10月号 山の宿 ニッポンのベスト30に選出

(まだまだつづく)

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