10月5日 7:00 待ち合わせ場所にて、仲間の一人にピックアップしてもらう。
そのまま別の仲間を拾いながら奈良の東大寺へと。
この日と翌日は、(社)日本青年会議所全国大会である。
その全国大会の場で、全国から集結した日本青年会議所ライダーズクラブの面々による、交通遺児チャリティー募金活動が行われる。
その一員として参加させていただいて参りました。
大仏殿の入り口広場に陣取った数十名のJCRC(ライダーズクラブ)は、のぼりをはためかし、募金箱を手に手に道行く人々に募金のお願いを呼びかけていきます。
約2時間、立ちっぱなし、叫びっぱなしで集まった約18万数千円は、地元奈良県の協会に寄付されます。
このような活動を数十年続けているのがJCRCですが、もともと全国の青年会議所に所属するバイク好きが集まり、各地からのツーリングを楽しみがてら、募金活動も行おうとしたのが始まりだとか。
昔若かりし頃は現役として大活躍していた大先輩たちも、もはや見かけはただのおっさん以上。。
それでもこの会には嬉々として集まる様を見るにつけ、「青年の心未だ老いず」を実感させてくれます。
なにせ1000ccを超えるビッグバイクにまたがり、高速やワインディングを本当に疾走しながらやってくるのですから。
知らない人から見ればただの高年暴走族的に思われるかもしれませんが、なんのなんの、仕事におきましても世界に誇る企業の経営者も数々いらっしゃるところがこの会の面白いところでもあります。
私も昔、いろんな意味でお世話になった、ホテルオークラで専務取締役まで勤められた故H先輩をはじめ、政界・財界に幅広い人脈を持ち、あの鈴鹿サーキットを電話一本で動かしてしまうHi先輩や、今回参加してくださったアート引越センターの名物社長の寺田先輩などなど、枚挙にいとまがありません。 (その他全員おもしろいしすごいです)
こんな方々と垣根なく過ごせる機会は日常では考えにくいものがありますが、JCRCに所属し、活動に参加することで日常になってしまいます。
同じ趣味を持っているだけで、同じ汗を流すだけで、同じ酒を酌み交わすことで、夢のような世界が生まれます。
年に数回の集まりですが、できる限り行きたいものです。
自分も含めて、もう何回お会いできるかわかりませんもんねえ。。
来年のこの時期は松山の地での全国大会。
現役メンバーもシニアメンバーも一生懸命準備の真っ最中。
我々松山JCRCをはじめとする愛媛ブロックJCRCも準備が始まっています。
連合艦隊で全国からの仲間をお迎えできるよう、精進したいと思います。
諸先輩方の、 あの無垢な笑顔をもう一度見んがために。