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生あるうちに
2020年11月9日 | 雑記

約30年前に出会い、共通の趣味であるバイクを通じ、親交を深めていた友人の葬儀が今月初めにあった。

出会った頃は、お互い30代のやんちゃな時期。

無茶苦茶やりながらも、松山青年会議所の中に、二人でライダーズクラブを設立したりもした。

そこから全国の仲間との付き合いも始まり、今日もまだ彼らとの付き合いは生き続けている。

 

思い出せば、様々な武勇伝が頭をかすめる。

そんな彼が、10年ほど前に大病で倒れ、後遺症に悩まされながらも前向きに生きていた。

歩くのもやっとというその姿は、周りの者に少なからず影響を与えていたが、皆自分のことで精いっぱいでもあった。

 

つい先日も、うちの事務所にふらりと現れ、ひとしきり話した後、少しずつ回復していると言ったばかりだった。

それが突然の悲報にかわるとは。

 

 

家族だけの静かな葬儀を希望して、ささやかに執り行う予定であったが、知らせを受けた仲間たちが30人ほど集まっただろうか?

急な知らせで、しかも平日の葬儀であるにも関わらず、それだけかかわりのあった仲間が集まってきた。

 

個性豊かな彼らしく、それぞれの友人との間にも武勇伝は数知れずであったようだが、周りから見て、彼と犬猿の仲であったはずの男は、人目をはばからず泣いていた。

 

父親を早くに亡くし、父親代わりとなって兄弟の面倒を見てきたようで、弟や妹は大好きな兄を失ったことをとても悲しんでいた。

私は彼らに対して、「彼はよく頑張ったなぁ、よくやった」と伝えるのが精いっぱいであったが、それを聞いて、また彼らは大粒の涙を流した。

 

59歳になったその月に亡くなってしまったが、もうあの不自由な体から解き放たれ、自由自在に飛び回っていることだろう。

 

整備していたバイクには乗れずじまいだったが、代わりに、どこにでも自由に行ける翼を手に入れたと思うことにする。

 

 

一人の人生は、

どの人生も、

たっぷりと濃厚である。

 

その濃厚さに、

驚かされることがある。

 

普段知らないだけで、

普段意識していないだけで、

あなたも、

わたしも、

十二分に濃厚な毎日を過ごしているはずである。

 

 

当たり前の日々の中に、

実は輝きがあったことを、

少しずつ気づいていこう。

 

できれば、

生きているうちに・・・

 

 

 

 

 

 

 

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