4月29日、昭和の日という祝日に、由良野の森では写真家「田頭真理子」さんによる、写真撮影のコツと題したワークショップが行われた。
私は午前中に用事があったもので、午後からバイクをかっ飛ばして行ってきた。
前日の雨がうそのように上がり、申し分のない陽気。
久しぶりの由良野では、管理人の宏さんや陽子さんとゆったりまったりとお話もでき、松山東高に入学した息子の天音君やあいキャンキャンパーで活躍したミッキーとも心地よく過ごすことが出来た。
小さな子どもたちからお年寄りまでが、日向ぼっこしながら思い思いにカメラ片手にお互いを撮り合っていた。
新緑の芽吹きにあふれ始めた由良野の森と、其処に集う奇跡のような人々。
これが私にとって申し分のないリハビリになることは間違いない。
なぜこのような人々ばかりが集まるのかは、別になぞではない。
どこかで知って興味半分で来る人もそれなりに居るらしいのだが、来て早々に「何もないやん」と言いながら帰られるらしい、というだけのこと。
そう、この真の豊かさが見えない、感じない人にとっては、ここは「何もないところ」なのである。
だからこちらから人を選別しなくても、自分で選別してくれたおかげでここにはこの平和が保たれているという仕組み。
すごいなあ、自然の力は。 こんなことまで出来てしまうのですねえ。
で、今回は田頭さんというこれまた超ステキな女性写真家とも知り合いになれましたし、彼女のお話にとても共感できました。
後から知ったことですが、すごい写真家でした。。。
http://marikotagashira.com/index.html
この日のワークショップも「自由に由良野を撮る」ということで、感じるままに由良野を切り取ってみました。
後日エントリーすれば、ポストカードに使われるかもというおまけ付。
たびたび由良野に訪れ、管理人家族を撮りつづけていらっしゃるその感性は、正真正銘の自然体と感じました。
齢30歳にしてこの感覚感性。
言葉は多くなくても、私にはかなり刺激になったことは事実です。
決して教えるということではなく、相手の発する言葉から相手自身が気づいていくように仕向けていくムードというのでしょうか?
うーん、 人間年の数ではないですねー。
今回脱帽ですが、また今度ご一緒したい人でありました。
ありがとうございました。