4月の連休、私のビジョン実現に向けての参考になるかと思い、久しぶりに九州へ行ってきました。
まあ、さすが九州と言わんばかりの緑の大地や草原に興奮するのですが、今回の阿蘇ファームランド http://www.asofarmland.co.jp/index.php のコンセプトと、建築、そして規模にも驚かされました。
産官学の合同プロジェクトと言っても過言ではないそれは、予算をはじめ、あらゆる人材を駆使して、まあまあびっくりものでした。
詳細はHPでご確認いただくとして、私が見てみたかったのはそのビレッジ部分の建築でした。
ミニドーム型の宿泊施設は独立型で、1棟で1部屋なのですが、それが数百棟点在しているという代物です。
以前より、別のタイプのドーム型建築は見ていたので、今回のそれはどう違うのかが興味の的でした。
実物は元々の土地の起伏を生かしつつ、少しずつデザインもゾーンによって変えてみるなど、見た目も、滞在しても楽しくなるような工夫にあふれていました。
ドーム建築の特徴の一つに、耐震強度に優れ、しかもコストも安い点があるのですが、それだけに留まらず、この半円形の代物は内壁がないという原理を生かし、 『ドーム型ホテルは通常のホテルと違って、室内にはどこにもカドがありません。部屋のコーナーもなく、壁と天井の区別もありません。まるで母の胎内にいるような安らぎと温かみに満ちています。多くのお客様から愛される、ここにしかないドーム型ホテルで「どこか懐かしいけど新しい」不思議な効果をご体感ください。』 というコンセプトを実現しています。
まあ、このスケールは私のビジョンには必要ありませんが、一つの建築物としてはとても参考になりました。
どんどん頭の中で具体的な形が生まれてくるのはいいのですが・・
問題の場所が・・
このひらめきは、 まだないんですねー。