新安城のビジネスホテルで目覚めた私たちは、そそくさと身支度を整え奈良に向けて出発。
あくまでも今回のお墓参りの旅は、道中も楽しむということでプランニングしておりますので、普段ゆっくり出来ていなかった場所もターゲットになります。
奈良の興福寺ではちょうどこのとき「天平乾漆群像展」を開催しておりましたので、ロックオンです。
朝方早めの出発のおかげで思いのほか早く到着し、それほど並ばずに拝観。
東京展以来久しぶりにお会いする阿修羅像はじめ、奈良時代、鎌倉時代につくられた国宝級の仏像が26体、興福寺仮講堂に佇んでいます。
圧巻です。
すばらしすぎる世界でした。
今のうちに見ておくべきかも?
その後町全体が公園と化したかのような規模である春日野園地の茶店でわらび餅を食し、
東大寺の大仏様を拝観させていただき、
行列で入れないレストランを横目に、広大な公園のベンチで名物柿の葉すしを優雅にいただき、
若草山のすそのを歩きながら春日大社へと。
あまりに広大過ぎて表現のしようがないほどでしたが、今回のゆとり旅のおかげで、初めて知ることができた場所もたくさんありました。
最後に萬葉植物園なるところへと。
万葉集に歌われる約4500首の歌の中の、約1/3ほどは何らかの植物を詠んでいるとされており、その中に登場する植物たちを植栽する植物園として開園された場所であります。
知らなかった場所の一つですが、まさに見ごろの「藤の園」に心酔しました。
感動しました。。
恐るべし・・
奈良・春日・・