どんよりとした、晴れぬ気持ちが続いていたと思ったら、
今回の豪雨。
被災された方々のご冥福とお見舞いを申し上げます。
ただ雨が降っただけ、
地面が揺れたわけでもなく、
台風が来たわけでもない。
雨が降っただけでこうなった。
そしてこれはほんの序章だと一部の専門家は言う。
来年はもっとひどくなるかもしれない。
それくらいの想定をし、準備を始めてくださいよというサインだと言う。
今度は海をひっくり返したほどの水量かもしれないという。
しかし私は思う。
地球が現在に至るまでの間、
人類が「記録」することができるようになるまでに、
どれほどの「事実」があったことだろうかと。
記録に残るレベルをはるかに凌駕する事実など、山のようにあっただろうと・・
この百年くらいの事実で、地球のことなど何もわからないだろうと思う。
だからこそ、
畏怖の念を失わず、感謝の毎日を過ごすことがとてつもなく大切なことのように思う。
その謙虚な気持ちがあればこそ、
素直な気持ちで準備ができると。
被災地のひとつである大洲市の友人に取り急ぎ必要なものを聞き、急ぎ送った。
コメと水とトイレットペーパーがいるというので、
無洗米50キロと、水100本あまり、ペーパー60本。
友人宅は旧市内であり、周りよりも高い場所にあったために被害を免れた。
昔の人の知恵を想う。
自然に正面から向き合い、逆らわない場所を間借りして町を創る。
だからこそ、今まで残っている。
そういう事実にこれから真摯に向き合うことになるだろう。
向き合わなければならない。
都市計画、政策の正念場であろう。
この友人は常日頃より周りの人々に尽くすことで生きてきた。
そのことを知っているので、ここに届ければ困っている人の元に届けてくれるはず。
そんなことで送らせていただいたわけであるが、先ほど届いたと大そう喜んでくれた。
早速配らせてもらうとも言っていた。
危険を顧みず動くところがあるので、危ないところには行くなとくぎを刺したら笑っていた。
誰かが動いてくれるおかげで、誰かが助かるかもしれない。
それぞれの動き方がある。
これから必要なのは、自由に使えるお金。
年寄りが無理に肉体労働のボランティアに行き、かえって迷惑をかけぬよう、
義援金募金、ふるさと納税等々にて協力させていただきます。
他人事ではない、
本当のサバイバルな時節が、
本当にそこまで来ているということ。
この感覚がわからなければ、
結局は何も変わらない日々を送り、
一被害者として終わってしまうかもしれないことを、
肝に銘じておきたいと思う。
私の準備も、以前にもまして進んでいる。