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2011年度あいあいキャンプ報告書抜粋と解説 ⑦
2012年4月26日 | ボランティア活動

さすが本キャン報告、 長いですねー。  でも真面目に作ってますねー。   ってゆうか、読んでます? 皆さま?? (笑)

さてここで少々解説させていただこうと思うことは・・   普通的にはたぶんどうでもいいこと。  出発するバスに乗るまでの短い時間についてです。

(予定)

10:00

(結果)

10:00

出発式(パックン)

10:20

10:23

バス乗り込み開始

10:30

10:30

バス出発

このたった30分間のプログラムについてご説明させていただきます。

予定時間ちょうどに始まった松山市社協での出発式はこれも予定通り終了し、100メートルほど離れた平和通のバス乗り込み地点へとグループごとに移動を開始します。 もちろんその移動時間も計算したうえで式も終了しておりますのでバス乗り込み時間である10:20には先頭グループは待合場所に到着済み。

ところがこの日バスが3分遅れて到着。 その間に歩道上で待機となったために、振り返りで反省材料として「通行人に迷惑をかけた」という言葉があるわけです。  自分たちの責任ではないかもしれませんが、迷惑をかけたという事実が大切なことであるわけで、振り返るに値する記述であります。

そして3分遅れたはずなのに予定通り10:30にバスは出発しています。  そう、保護者も含めて全員でプログラムにコミットメントした「成果」です。

この状況をご説明するなら、大人しくはしてないであろう、車いすの子もいるキャンパー26名とその保護者さん、それにスタッフ10数名がこの平和通の歩道に集結し、 パスが到着した後、トランクルームを開けてもらい、キャンパーの3泊4日分の大きなリュックやボストンバックを積み込みながらキャンパーは順次乗車する。

それを7分間で完了し、出発しているのです。

これはやったことのある方なら理解できると思いますが、そうでない方には意味がわからないと思いますので解説するのですが、 この事実だけでまあまあスゴイです。

いかに細部にわたって検証に基づくプログラムが作られているか、 しかもそれを狂いなく実行出来ているか、 と言うことなのです。

 

始まりの出発式が時間通りに終わらなかったら・・ めちゃくちゃになります。 それをキャンパーや保護者さんに悟られないように、 雰囲気を壊さないように終了し、 全員が一度にバスまで移動すれば大混乱になるがゆえにグループで時間をずらしながら移動し、乗り込んだ後に次のグループが乗り込めるような流れを作れれば、歩道を占領することなく、最小限の迷惑で目的を達成できるわけです。

その時のキャンパーの荷物も担当のスタッフと運転手さんで要領良く積み込み、キャンパーは荷物をおろすとすぐにバスに乗り込む、 それも特殊シートベルトの装着に時間のかかる車いすの子を先に座らせ、その横を後のキャンパーが順次乗り込むという管理までしています。 そうやって考えられる無駄な時間を極力排除し、 出来る限り人に迷惑をかけないというビジョンのもと、全員で創造した7分間であったわけなのです。

この時は保護者の方も察してくれたのか、主体的に荷物の搬入などたくさんの手助けをしていただいたようです。 (私は先発隊として先にキャンプ場に言っているので事後報告しか分からない)

 

なかなかすごいでしょ。  と言いたいところですが、 ここまで来るには数々の大きな失敗がありました。 私がその場にいないことで今まで何年も繰り返してきた振り返りの中でスタッフから特に問題点として挙がってなかったのです。  どうも怪しいと思い、詳細に質問形式で聞き出してみると・・   出るわ出るわ・・    真っ青でっせ。 みなはん。 わたい真っ青ですわ。  ほんまあいキャンなんかやめたくなりますから・・

で、 そこからです。 そこから集まった事実がいかに恐ろしいことであるのか、 他人にとって迷惑であるのか、 車道をバスが長時間ふさぎ、歩道もふさぎ、自分たちさえ楽しければそれでいい、 そんなアホ丸出しのバカ者像を垣間見せてやらねば、 気づかせてやらねば、 自分たちではさっぱり気づけないようになってしまったのです。  まあ大人も含めてですけど・・

気づける人にとって、 今の日本はホンマに住みにくいと思います。 まあ私も人のことは言えませんが、少しは意識して生きてます。。

 

で、 そうやって出てきた「課題」を、皆で考え話し合う中から、改善した「ビジョン」に作り替えていくのです。 そして次の年に「実行」し、 また振り返り、 話し合い、 課題を見つけ、 改善し、 実行する。

このサイクルを延々繰り返し繰り返して、今日のあいあいキャンプが存在しているのです。

このバスの乗り込みの10分間の話し合いは、延べで言うなら5~6時間とは言わないでしょうねえ。。 (1年中ミーティングやってる意味、分かってくれました?)       一種のアホでんなあ・・

でも、 しかし、 誰かのためになるかも知れないことを一生懸命考える。  誰かのために行動する。  そんなことがうれしくてたまらなくなるのです。  楽しくて仕方がなくなるのです。

だからこんなしんどいボランティア活動を感受性のあるメンバーが1年かけて、中には何年も続けてやれるのでしょうね。 (全員ではないよ)

 

普通に読むと全く読まれない、 バス乗り込みまでの7分間の解説でございました。    お粗末さま。

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