17日の日曜日朝方、
かみさんが珍しく行きたい場所があるという。
どこか?
白猪の滝だという。
菖蒲がきれいだという記事を見たようである。
わたしとしては、滝も久しぶりだし、花も楽しめるのならと二つ返事で行くこととする。
梅雨の中ではあるが、願ってもない週末の晴れ。
車を止め歩き始めると、早速アジサイがお出迎え。
そのまま階段を登り、滝までの散策。
緑鮮やかな世界を堪能しながら進んでいくこと小一時間。
滝が見えてきた。
氷瀑で有名なこの滝ではあるが・・
なんの、この季節でも素晴らしい。
時間を忘れて堪能する。
ちょうど昼過ぎの太陽の位置が滝の真上になるので、しぶきが逆光線を浴び輝きを増す。
瞬間の水墨を心に留める。
これだけでも心の洗濯は充分であったが、
帰りがけに寄った「菖蒲園」もこれまた素晴らしいものであった。
色彩と造形のオンパレードである。
もはや美しすぎて、楽しすぎて、どうにも止まらない。
ちょうどこの時期が、アジサイと菖蒲の両方の見頃である。
まだの方はぜひ。
ここまで来たら白猪屋名物、こんにゃくおでんを食わにゃあ・・
うみゃあ・・
惣河内神社と金毘羅寺に感謝奉納し、
おしゃれなkuromoriにてお茶して、
雨瀧屋さんにて自然栽培の穂田琉米をいただき、
近所の雨瀧を覗き込み、
幸せな一日を終えるのでありました。
アントニオ・ガウディーは自然についてこんな言葉を残しています。
「常に開かれて、努めて読むのに適切な偉大な書物である」
「美しい形は構造的に安定している。構造は自然から学ばなければならない」
自然こそが完璧なものであり、自分はそこからイマジネイション(想像)とクリエイション(創造)をいただいているだけである、というわけでしょう。
もっともそれは誰にでも開かれてはいるが、素直な観察眼なしには見えない世界でもあったことでしょう。
あらゆる真にクリエイティブな人々が、同じように自然からインスピレーションを受けている事実は尊重すべきことだと思います。
みんな自然の中に帰ろう~ 。