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青春の資産
2019年11月19日 | 雑記

縁のある友人とは不思議なものだ。

なんかの拍子に、数十年ぶりの友とLINEでつながった。

40年前の学生時代、バイクを転がす仲間であったが、卒業してからはそれぞれの人生に没頭していった。

会うこともなく、これからもそんなことで終わっていくのだろう、くらいにしか考えてなかったのは間違いない。

 

ところがこうやってまたつながりができると不思議なもので、25年前に突然死んでしまった仲間の墓参りに行こうと話がまとまってしまった。

たまに思い出しては「墓参りにいけてないなぁ」と気になっていたので、彼からこの話が出た時は、間髪入れずに飛び乗った。

 

というわけで、11月16日朝から岡山の総社市に向かった。

待ち合わせは昼頃なので、午前中に、総社にある古刹「備中国分寺」を見て回る予定であった。

総社のつれ宅には何度も遊びに行ったことはあるのだが、実は国分寺は初めて。

若いころにはついつい「酒」と「バイク」と「ボランティア」のみにおぼれていたので、国分寺がこんなに後回しになってしまった。

 

 

 

 

 

 

彼の生まれ育った町を初めて眺め、過去の出来事を感じながら過ごす、大切な時間となった。

 

田んぼの中に象徴として存在する五重塔は、あまりにも優しく人々を勇気づけてきたのだろうと容易に想像できるほどのオーラを保っており、

その周りに残された自然とあいまって、昔のままの日本を感じさせてくれる。

余分なものを増やしてこなかったゆえか、シンプルな美しさが保たれている。

地元の人々の「想い」を感じる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いいところで生まれ育ったんだなぁと、思わずにはおられない。

感謝を置いておく。

 

 

LINEでつながったおっさんと、その後頻繁にやり取りしながら、待合せて昼飯を食う。

数十年ぶりなのに、あの時のまんまに進んでいく会話に喜びが生まれる。

 

 

その後、総社のつれ宅にお邪魔し、年老いた彼の母親と妹に再会する。

面影はたっぷりある懐かしい顔だが、

いやむしろ様々な苦労や想いを経てきたであろう、洗練された魂の輝きに驚かされた。

 

余りにも澄み切った目を神々しいとさえ思った。

そしてその澄み切った目から、透明な涙がこぼれた。

 

 

こんな私たちのような者が来たくらいで、こんなにも喜んでくれることに感動した。

 

しばらくの間、遠い昔話に花を咲かせたが、本当に不思議なことに、昨日のことのようにみんなが話していることにこれまた驚いた。

 

ご主人もだいぶ前に亡くされているその母親は、本当に生きがいを持つことがむつかしかったのだろうと思う。

それでもこうやって昔の息子の友たちが来てくれたことを自分事のように喜び、これからの生きる気力にしようとする姿に明日の自分を見る思いがした。

 

 

握手をして、写真を撮り、お土産の交換をし、おっさんと私は墓へと向かった。

 

久しぶり過ぎて多少迷子になったが、なんとか見つけた静かな墓地でも彼に感謝を伝えた。

 

いい気持ちだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、岡山市に移動して、生きている奴と死んでしまった奴と一緒に飲まねば・・・  (笑)

 

 

待合せて歩きながら店を物色し、居酒屋に腰を下ろし、飲んで食って大いに昔話に花を咲かせた。

実は今年の初めに亡くなってしまったつれがもう一人いたので、そいつも呼んで4人で勝手に盛り上がった。

 

 

「想えばそこに存在する」

 

 

生きていようが、死んでいようが関係なくそうなる、と思っているので、

間違いなくそうなったはずである。

違っていれば、あの世に行ったときに奴らから文句を言われる。。

 

いい時間だった。

 

 

が、

そのあとが大変だった。

 

岐阜から来たLINEのつれは、スナックでカラオケが絶対と来ているらしい。

 

ので、飛び込みでスナックへ。

12時までつき合わされた。。。。。

 

 

その日の宿は、岡山で何があったか知らねどもどこも予約が一切取れなかったので、カプセルサウナである。

2時までじっくり汗を流し、アルコールと疲れをいやしぬいて、寝た。

 

 

 

翌日7時には車に戻り、途中で朝飯を食らい、倉敷の大原美術館へと向かう。

これも久しぶりなのだが、もはや記憶がないくらいなので楽しみにしていた。

 

美観地区を歩きながら向かうのだが、朝の空気の中にきれいな街並みが輝いていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

美術館も楽しめ、また街並みを楽しみ、ちょうど昼なので、一匹丸ごとアナゴ丼を掻き込んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昼になり、賑わいがピークになり始めた通りを歩きながら、

なんともいえぬ静かな気持ちで、この旅を振り返っていた。

 

 

青春時代の友が持つ、

輝きを失わない「存在性」とでもいうのだろうか、

当時の未熟者同士が創りあげた「資産」とでもいうのだろうか、

また一つ、永遠性なるものに気づかせていただいた「出会い」だったのかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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