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小さな旅シリーズ 1
2011年1月10日 | 雑記

 本日は成人の日。 まことにおめでとうございます。

おめでたい日にかみさんは賃貸のお客様のご案内へと出発いたしました。 恐らく夕方になるだろうとのこと。

すいません。 ツーリングに行ってきます。。 ないしょで ・・

ということで午前11時過ぎ、例の友人から借り受けているビッグバイクを引っ張り出していざ出発。

行先は波方半島。  新車同然の1200cc、105馬力、トルク11kのモンスターは低回転でもおそろしいパワーで走り始めた。 まずは人間もバイクに慣れるため海沿いのルート196にて小手試し。 すごいいいです。 文句ありません。 という間に以前ご紹介した鴨池海岸へ到着。 缶コーヒーでとりあえず一服。 相変わらずの美しさに満足。 さて、これからが未知の場所への旅路です。 今まではバイクで走ることがメインであったため、実のところこまごました場所には一切立ち止まるということをしてこなかったのであります。 とてもいちいち止まっては走るというようなことをさせてくれるバイクに乗ってこなかったし、私という人格がそういう程度で止まっていたからですが、お年を重ねて少々お考えが変わりつつある旬な中年ライダーは、今回より今まで行ってなかったところにスポットを当てていこうと思ったのでありました。 考え方が変わればプロセスも結果も変わるという実践です。

多少のワインディングをまあまあのペースで楽しみながらも、そこで初めて見せ始めるバイクの癖と相談、葛藤しながらたどり着いたのは御崎神社。 海の守護神と農耕の神を祀る合祀神社ですが、初めてお参りさせていただきます。 途中からの道が離合もままならない道になるし、駐車場もない状態なのでよほどの通でないと来ないでしょうね。 そこはバイクの特権です。 人っ子ひとりいないその参道を歩いてゆくと・・    竹林と山桃の木々が覆いかぶさるようにしてトンネルを形成した情緒あふれる参道へと変化してゆくのでありました。 ところどころにある木々の隙間からみえる瀬戸内の海はみごとに光輝き、チラチラと舞う粉雪とあいまって旅情豊かに語りかけてくるのでした。 神社の配置もわざわざ海側から廻り込んで参拝する、すなわち参道は社の後ろ側につながり、そこから表に廻り込むというものでした。 どうしても神様に海を見せ続けてあげたかったのでしょうか? 空気感の気持ちの良い神社でした。(お願いばかりする人が多いと空気が悪い)   さてそれからも初心者では不安になるような細い道を行きますと、今度は海岸に降りていく道が・・  ガードレールのない崖道を下りてゆきますと・・・        す・ご・い ・・ 

本当に美しい海岸でした。 海の水は限りなく透明に近い淡いグリーン、日の光を受けてその下の白砂は妖しいほどに揺らめきかがやく。 左右の小さな岬の間に弓状に広がるこの砂浜の全長は約6-700メートル。 中間地点から50メートル沖合には二本の見事な松を携えた岩山が一つ。       日本の美です。      雲の上にも日が降り注ぎ、その複雑な形から生まれる光と影の見事なまでのグラデーションもこんなにゆっくり見たのは何年ぶりでしょう。  岩に腰をおろし、どのくらいたたずんでいたことでしょう。  波の音、 潮の香り、 鳥の声、 光と影。  

今朝の朝日新聞天声人語の記事がよぎりました。   清岡卓行さんの詩が紹介されていました。

「耳を通じて」

心がうらぶれたときは 音楽を聞くな 

空気と水と石ころぐらいしかない所へ

そっと沈黙を食べに行け!

遠くから生きるための言葉が

こだましてくるから

 

本当に素晴らしい一日でした。

お家に帰った私は、遅れて帰ってきた奥様に、    「下見に行ってきたから今度は一緒に行こうね。」 

返事は       ありませんでした ・・・

 

 

 

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