毎日毎日様々なことがあり、スピード感あふれ、なお且つ内容の多様性に自身が一番驚いておる今日この頃でございます。
ほんまに地球の自転が早まってまっせ、皆はん。 ほんまついて行くのがギリギリですわ、 わたし。
詳しく言えないところがミソでっけど、まあこのすごさはだけど楽しおすなぁ。 こんなときを体験できることに感謝。
というところであいキャン報告書続きいきまひょか。
デイキャンプとは思えないほど仲良くなった参加者は、キャンパーも保護者もスタッフも、夏の本キャンを心から 「待つ」 楽しみへと今日の楽しさを変化させていきます。 あるキャンパーはこの日から本気で指折り数える日々が始まるのです。 保護者との会話は「あといくつ寝ると本キャン?」 という美しくも悲しい?そして懐かしいやり取りが始まるのです。
保護者抜きの、子供たちとスタッフだけの濃密な時間。 未熟者の、未熟者による、未熟者のための本キャンプ。 しかーし、 このキャンプこそ思いっきり自分と他人の可能性に触れられる信じられない宇宙なのです。 毎年毎年私は繰り返しこの宇宙旅行を楽しんできました。 会話もできない、通じない宇宙人もいます。 会話は出来てもうまく通じあえない宇宙人もいます。 会話は出来ないけれど不思議なくらい通じ合える宇宙人もいます。 その対象は皆それぞれ違います。
すごいですよ。 そんな一見ハチャメチャでめちゃくちゃな世界が一緒に苦労しながら生活をしていると一つの宇宙に変容していくのですから・・・
こればかりは説明のしようがありません。 一緒にやるしかないのです。 準備期間を含めて築き合った人間同士しか理解できない、感じあえない代物なのです。
さて、ではその宇宙の概要は ・・・
本キャンプ
日時:2010年8月19日(木)~22日(日)
場所:久万高原町柳谷 旧中津小学校
【目的】
親元を離れた3泊4日間自分たちで協力し合いながら自炊生活を行う。グループごとに任された自由時間(グループタイム)を過ごすことで、キャンパーのリズムを大切にし、それぞれの個性を出しやすくする。
【参加者】
(キャンパー)
きらり・ケンシロウ・すみれ・あいば・あお・マッキー・プリキュア・ピーチ・しょうごくん
ドラミ・はっぱ・ハーロック・ヒーロー・たっくん・なべ・さっちゃん・ゆみちゃん
ゴセイジャー・バクフーン・サウンドウェーブ・龍仁王X・たまひめ・おっきー・ガチャピン
ゆっぴ・あっくん・サスケ・カービィ (計28名)
(地元キャンパー)
マダム・ウィッチ (計2名)
(スタッフ)
マージン・もつ・のだめ・マギー・りきゅう・ジョーズ・チューすけ・りん・たこ・ムスカ
ウーバー・ハング・まりり・シャミー・ジャワレ・とらさん・クレオ・とわ・うっさん
のぼさん・パックン・まりん・げんき・ジョナサン・しば・こてつ・リラ・にこ・パラッパ
チアリー・シャララ・セリカ・ミィ・キャシー・すず姉・らっきょ・ぐりこ (計37名)
【日程】
[1日目]
8:45 集合・準備・打ち合わせ
10:00 出発式
10:20 バス出発
12:30 旧中津小学校到着
13:30 開校式
13:50 掃除・テント張り・グループタイム
20:00 歓迎キャンプファイヤー
22:00 就寝・消灯
[2日目]
6:00 起床
6:30 おはようタイム
7:00 グループタイム
21:30 就寝・消灯
[3日目]
6:00 起床
6:30 おはようタイム
7:00 グループタイム
19:30 スタンツ大会
22:30 就寝・消灯
[4日目]
6:00 起床
6:30 おはようタイム
6:45 グループタイム
11:30 大掃除
12:00 昼食
13:50 閉校式
14:00 バス出発
16:00 バス到着・解散式
16:30 解散
【振り返り】 (⇒以降の文章は改善点を記載)
[出発式]
・キャンパーの荷物に名前を貼るのに手間取った。
・受付をする人やGS以外にも、MSが3~4人必要。
(当日GS→7人 MS→3人だったが、バス移動などの際、安全確認等のため必要)
・毎回、出発式の時間が押してしまう。
⇒何故時間厳守をしなければならないかをスタッフ全員で再度把握する。
(平和通りにバスが止まるため、渋滞を招く恐れがあるため)
⇒タイムキーパーを作り、その人の指示でプログラム等進行していく。
・集合した際、先にトイレを済ますように伝えてはいたものの、なぜ早めに行っておくべきかを
スタッフ間で共有しキャンパーに伝えられていなかった。
⇒出発式後の予備のトイレ時間を10分作っておく。
・キャンパー情報を元に、バスの座席表を作成したが、座席順に乗り込むのに時間がかかった。
⇒事前に座席表を保護者の方に渡し、保護者の方にも誘導の手伝いをして頂けるように呼びかける。
⇒事前にキャンパーにも座席表を見せておき、誰が隣に座るかなどの確認をしてもらい、キャンパー同士でフォローできるような体制を作る。
・早く先方にいるグループに追い付きたいと横断歩道を渡らずにバス乗り場に行ってしまった。
⇒遅れることよりも、キャンパーの安全(命)が大切。キャンパーはスタッフの動きを見ている。ひとつひとつの行動に責任を持つこと。
※アフターキャンプでキャンパー・保護者の方にお詫びをする。
・保護者の方より
『年々出発式が簡略されている』との意見有り。
『バスを松山市総合福祉センターの前に止められないか』との意見有り。
⇒まず片側一車線の道にはバスが止められないとのこと、また止める場合には警察に届け出るなどの複雑な手続きを要する。
[バスレク]
・楽しそうにバスレクに参加するキャンパーもいれば、寝ている子もいた。
・バス前方と後方とでの参加に温度差が大きかった。
⇒ルールが分かりにくい・説明が聞こえにくいといった理由が考えられる。
⇒本来バスレクは前を向いてるだけで良いレクであるため、これからはバスレクの概念から見直し、組み立てていく必要がある。
・ほとんどのキャンパーが水筒を持って来ているため、ジャグのお茶は必要なかった。
⇒今後はキャンパー・スタッフともに水筒を持ってくるようにし、ジャグは持ち込まないようにする。
・トイレ休憩において、運転手の方・キャンパーに場所を伝えておらず、違った場所に行ってしまった。
⇒事前に運転手の方には説明を行い(メモと口頭で)、役場の方には事前に挨拶をする。(今回止めさせて頂く際、挨拶が出来ていなかった)
[開校式]
・役割劇での注意事項の説明を、しっかりと聞いていた。
・許可証を配布するなど、グループ同士で代表を決める際に前後での温度差があった。
⇒GSとMSが中に入り、入ることができていないキャンパーに声を掛け合う。
⇒スタッフ自身が声を出せていないため、声を出す。
(進行する人だけに任せきりにせず、全員で盛り上げていく)
・許可証の意味合いを全グループがキャンパーと共有できていない。これから『中津小学校』でのキャンプをグループで出来る証。これがあれば、テントも使えるし、プールやかまども使える…等、これからの本キャンプに向けての話が出来るであろう時間を無くしてしまった。
(キャンプ中も特に触れてないまま、粗末に扱われていた。)
⇒許可証の価値を大切にする。読みあわせを行うのであれば、それぞれが持っている
本物の許可証を用いて、グループで共有する。
[歓迎キャンプファイヤー]
・井桁を組む上での必要物品が申し送られておらず、近所の商店の方に頂いた。
・トレーニングキャンプの時よりファイヤーキーパーを決めておく。
⇒井桁の組み方、灯油のかけ方・木のくべ方・火の点火の仕方など、より一層集中して取り組むことが出来る。
・マジックファイヤー(仕掛け)の火が付きにくく、予備の火も用意していたが、同時に仕掛けの火が付いた。(キャンパーは気付かないフリをしてくれた)
・仕掛けについて、充分なリハーサル・準備が出来ていなかった。
⇒マジックファイヤーを行う上で、毎年同じパターン。それに対しての新たな対策がないままであった。ネットなどで調べたり、準備をすれば演出はどのようにでも出来る。
・歌が多いキャンプファイヤーとなったが、歌詞カードを用意していたために、キャンパーは下の方を見ている子が多かった。
⇒キャンプファイヤーまでのグループタイムなどで練習をしたり、キャンパーも歌いやすい選曲を考える。
・全体的に音程がずれていて、寂しく聴こえる(音程が低い)
⇒年間通しての歌の指導・選曲等を考える”音楽リーダー”を設置する。
・プログラムをこなすことばかりに気が取られ、歌と歌との間にMCが少なかった。
⇒あの場所でしか出来ないこと(自然の音に耳を傾けるなど)をすることで、話す内容が増えていく。
⇒MCの部分に遊び心があることで、何倍も楽しくなる。
スタッフは本物のエンターテイナーとしてキャンパーにも楽しんでもらうことが 出来る。このキャンプファイヤーはキャンパーが主体となる場がなかった。
[おはようタイム]
・目的を重視せず、ただしなければならないという義務感のみのものとなっている。
⇒身体を使って、血行をよくしてテンションをあげる。
⇒身体を使う前に声を大きく出すことにより、もっと身体が動きやすくなる。
⇒ラジオ体操のような意味合いがあるため、身体を動かして目を覚ますことが望ましい。
⇒スタッフ自身の知識がないため、情報を増やす。
・キャンパーが疲れている(あきている)様に感じた。
⇒プログラム内容、構成いずれもが複雑となっておりキャンパーが付いていけていない。
(そういった状況にしているのはスタッフ自身であることを認識する)
⇒キャンパーたちが参加できて、楽しくなるものを作っていく。
・進行役のスタッフだけが雰囲気を盛り上げていた。
⇒全プログラムにおいて、スタッフ同士の助け合いが出来ていない。新スタッフにとっては進行など、強いプレッシャーがある。その中で経験者は助けようとしていなかった。
全員が自分のことのように考えて行動していくことを第一に考える。
[スタンツ大会]
・スタッフがただの消化時間と思っている傾向があるのではないか。そのため、スタンツ大会のプログラムにおいて意識が感じられなかった。
・グループの中で少数意見としてキャンパーから劇がしたいという声があったが、それ以上に大多数が歌のほうがいいということで、歌の出し物になった。
⇒本来、スタンツ大会とは小劇場のこと。劇をやりたいという想いがあることは、キャンプに対して、意識が向いているということである。
しっかり盛り立てていれば、いいスタンツ大会になる。
・スタンツ大会がキャンパー達にとって、最高の思い出になることを改めて認識しておく。
⇒3泊4日ともに頑張ってきた仲間とだから出来るもの。その過程も当日の一人一人の気持ちも大切なものとなる。
[閉校式]
・MSが後ろにいて、キャンパーが前にいるという場面があったが、もっとGSだけではなくMSもキャンパーの中に入り込めばよかった。
・メッセージカードはキャンパーだけではなく、保護者の方も喜んで頂けていたので良かった。
[解散式]
・台車があれば、重い荷物を運ぶのに楽である。
⇒現地待機スタッフが台車を借りて、バス停留所で待機する。
・ロビーで待っている保護者の方にわかるよう、《はーと・ねっと・くらぶ》のスタッフである目印を作る。(看板などで)
・1階のロビーではなく、部屋を借りる。(他団体・他者の迷惑にならないようにする。)
【以上】