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2010 あいキャン報告書抜粋 6
2011年5月13日 | ボランティア活動

あれっ?  んー、 なんか足りんような ・・・

そう、 この本キャン報告書はあくまでマスプログラムのみについて書かれたものです。 実際はこのマスプロ以外のグループタイムこそがあいキャンの真骨頂といえるものなのですが、ここでは触れずに報告書終わりの各スタッフ報告書等にて多少触れられていますのでご参考下さいませ。 また私のブログの過去ログの昨年夏以降のエピソードシリーズの中でも私の目にとまった部分は触れています。

このグループタイムという代物はなんぞや?  という方にご説明するならば、全員、全体で行うマスプロに対して、事前に振り分けられたグループに主導権、主体性を与え、そのグループが考えたように行動することができる時間ということになります。 他の大体のキャンプ活動は終始マスプロに支配されやすく、緻密な時間割によりプログラムやスケジュールが組まれている場合が多いのです。

しかし、残念ながらこのスタイルでは自閉症や知的障害、身体障害の子供たちは当然健常児についていくことは不可能となり、ストレスばかりが募っていくことになりかねないのです。 そこで合同キャンプのあいキャンではクループに主体性を与えることで、それぞれのグループの状態、レベルに合わせたプログラムをつくり、遂行していくことが可能になるというわけなのです。 もちろんこれでもついていけないキャンパーもいますが、そこはスタッフがフォローしながらしばらくの間過ごしていきます。 ところがこのフォローしている光景なりを見たグループの健常児や手伝えるレベルのチャレンジドたちが次第にそれぞれの形でフォローし始めたりするわけなのです。 

この部分こそ、あいキャンの目的にある 「相互理解・相互扶助の精神育成」 ということになります。

目的の実現にはどうしてもこのグループタイムという仕掛けが必要なわけです。

同じ一日の時間を、あるグループはハイキングに行ってもいいし、お菓子作りをしてもいいし、泳いでもいい、お昼寝してもいい、食事にしたって一食丸ごと抜きで遊んでもいいわけなのです。 想像と創造が生まれやすい環境といってもいいでしょう。 キャンパーが主役ではありますが、そのまま丸投げしたのではなれない子供たちは動きが止まりますので、スタッフによる程よいリードが欠かせません。 もっともそれが難しいところではあり、スタッフの力量が試される場となるわけで、大概のスタッフは初日からある程度落ち込みます。。

そうやってキャンパーもスタッフも立場こそ違えども、それぞれのチャレンジを続けながらこのキャンプが作られていくことになるわけです。 

白紙の環境があり、小さなグループで考えることが許され、決めたことを何時間かかろうが実行することができる。 そしてその自分たちで決めたという喜びと責任を自然に肌で感じながら、共同体として、仲間として自他を少しずつ認めていく。

どうです? なかなかありそうでない環境だと思いません?

こうやって毎年毎年、少しずつ少しずつ少年少女は、青年たちは、「成長」していくのです。

 

 

 

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