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エピソード 11 by aiaicamp 
2010年10月6日 | ボランティア活動

さて、今までのエピソードの主人公たちは往々にしてチャレンジド(障害のある)であったわけですが、だからといって決して健常児が主人公ではないなどというつもりは毛頭ございません。

この両者の存在こそがこのあいあいキャンプを意味づける、なくてはならない存在であります。

しかし、実は明確に障害と位置づけられるか否か? という存在も複数参加していただいているのです。 これはわかりやすく言うと、身体障害など見てすぐに障害とわかる場合と、自閉症(広汎性発達障害) など五体満足に見えるのだがその中でも知的障害・言語障害を伴わない高機能自閉症(アスペルガー症候群) などはそれと理解するのは中々難しい場合とに分かれるのですが、これはあくまで保護者さんによる自己申告によって分類させて頂いているというのが実際のところであります。

しかし、病院でどのような経緯からその診断が下されたにせよ、 学校や、家庭においてそのような性質が見受けられたにせよ、 ここあいあいキャンプにおいてはまた一味違う彼らの性質を見ることとなるのであります。  今回ご紹介させて頂く小学生の男の子も健常児と障害児(自閉症)の境かも・・ という保護者さんからのメッセージのあった子どもでした。

 

とても元気な彼はそのグループの活性剤的な活躍をしました。 もちろんあるキャンパーからはウザがられたりもしていたが、ウザがってた男の子がクールなタイプであったことを差し引けばとてもいい味を出していたように思うのです。 もちろんその少々ウザいところが、日常生活(学校・家庭・病院)の中では「障害」と捕らえられているのかな? とも思うのではありますが・・

さて、 ここで問題です。

この少々ウザいことを言ってくれたり、してくれたりする彼は、別の意味ではみんなをにぎわしてくれる、手伝ってくれる、係わってくれる人でもあるんですけど、そのウザいという表の部分だけを見て「障害」かも・・ と捕らえる人は、 正常なのでしょうか? 

 

今、何かにつけて体系化することが早急に求められているのでしょうか?  一昔前に自閉症というくくりはこれほどまでなかったと思うのですが、現在では健常者と自閉症の境が専門家でもわからないと言うほど多岐に渡っているようです。  そうです。 簡単に言うなら人間はみんな違っている形や中身(心・考え方・性格等)、そしてそこから生み出されるそれぞれの表現があるわけで、どれか一つが正解であるわけではなく、どれも正解なのだと思うのです。 だからこそ、分類しようと思えば思うほど答えのない深い闇の中へと引きずり込まれるしかないのではないでしょうか? 

そしてそれを分類できたところで、何が生まれるのでしょう?  それよりも、それぞれの人間にこそ持ちえている希少な価値を自他共に認めてあげることで、 たったそれだけのことで人は生き生きとし、笑顔を見せ、感謝と喜びを口にし、人のために行動したりし始めるのではないでしょうか?

多少個性的な性質であったくらいでそのことをあたかも問題であると言わんばかりに反応する人は、私から見れば実に許容能力に欠ける、器の小さな人、経験、体験を積み重ねてこず、もしくはそれらから何も省みずやりっぱなしの人生を送ってこられたのだろうなあ、 ということになるわけです。

まあ最も、虫の居所の悪いときもありますから一概ではないですけどね・・  (自分も含めて・苦笑)

 

彼の遊びを見学していて、一つの新しい遊びがどんどんバージョンアップして5にも10にも変化、進化していく様と、その世界に周りのキャンパーが引き込まれていく様から、私は彼の想像力と創造力にいたく感心したのでした。 こんな子供が大人になり、世界を作っていってほしいなあと感じていたのでした。      自閉症かも、 といわれている彼に対して ・・

 

 

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