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壁をこえたバカ
2010年4月24日 | SEED

本日のseedは、お馴染みサウンドガーデンさん http://sound-garden.co.jp/ 主催の定例アコースティックライブと「キッサコ」 http://kissaquo.sakura.ne.jp/ ライブのダブルライブであった。

サウンドガーデンさんは、地元松山の音楽大好き若者が代表相原氏の下に集まり、数々のライブを主催するだけでなく、隠れた人材発掘やレコーディング、PA業務、音楽教室などなどを精力的に行っている会社である。

ここの若者たちははっきり言って出合った頃は大いなる未熟者であった。 社長以外単なる音楽バカかと思うこともしばしばであった。 

seedはレンタルスペースなのでその箱の中は貸すのだが、そのドアの一歩外は「社会」であると初めから説明しているにも係わらず、ビルの共有スペースであるロビーや階段、はては隣の敷地まで占領しながら我が物顔で使用してたりするミュージシャンやお客がままいた。

seedを借りた者がその責任者であり、社長であり、プロデューサーであると私は説明している。

企画から運営までをチームで役割分担しながら、予想される事態に対応すべく人員手配や配置までも担っていくのである。 それがあまりの社会常識欠如、知識不足、気づきの能力不足、コミュニケーション能力不足等々により上記のような失態を何回となく繰り返すのである。 そして、その度に私からそら恐ろしい雷を落とされるのである。 正直自分でも自分が恐ろしくなるほど叱ったこともある。

しかし、それでも彼らはそれなりに自分たちを振り返り、反省し、改善することをやめなかった。 毎月1回のライブ活動中、何度も何度も私から叱られるたびに全員でそれを受け止め続けた。 

そして、 1年と数ヶ月がたった。

 

どうだ、  この変貌振りは ・・・

seedの鍵を開ける前から彼らの挨拶は完璧である。 鍵を開けた後の作業のお願いと確認のお願いも完璧である。 外部の監視と管理も完璧である。 部屋の開け閉めも音漏れ上大切なことだが、これも担当者は完璧に管理している。 音だしのテクニック、ミュージシャンの交代上生じる作業も完璧である。 室内温度管理も完璧である。 客の誘導も完璧だから帰り際も鮮やかなもんで、何時帰ったのと聞きたくなるくらいきれいに客は流れていく。 すべての客が出払った後の後片付けも全員が手際よく機材や楽器の搬出を行う。 あっという間に、ビルの住民にほとんど迷惑がかからないうちに終了する。 そして、最後の最後に全員で私の事務所に終わりの挨拶に訪れる。

完璧である。

この一連の作業をしているサウンドガーデンのスタッフはほとんどミュージシャンでもある。 彼らは演奏もしながら、これらのことを協力して行う。

いつの間にか彼らは、音楽バカから一流の人間になっていた。 それはなにも大げさな言い方ではなく、もちろんまだまだ様々な点で未熟なのだが、少なくとも一流の人間になるべく素養があることだけは自らが証明したと言っても過言ではあるまい。

いつだって、素直な努力家は成功しないほうがおかしい。

今、彼らの元に県外各地からオファーがあるという。 うちに来てそのイベントをやってほしいというのである。    努力はいつか認められる。     嬉しいことである。

もう一つ、 嬉しいこと。

あれほど厳しく接してきた私に、ライブが始まるずっと前から「よければ今日のライブを聞きに来てほしい」といって、招待券をかみさんの分と二枚置いていってくれたこと。 

 

かみさんとすばらしいライブを聞かせてもらいながら、私は今までの彼らとの日々から生まれたなんともいえないプロセスの余韻に浸るのであった ・・・

ありがとう、サウンドガーデンのみんな。           ・・・ ありがとう。  

 

 

 

 

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