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もうひとつのプレキャンプ
2010年7月6日 | ボランティア活動

大雨の後の霧に煙るレインボーハイランドにて、先週日曜予定通りにあいあいプレキャンプが行われた。 総勢100人であった。

雲の中にいるくらい浮遊感のある幻想世界の中で始まったプレキャンは、スタッフの立てたスケジュールどおり進んでいった。

初めて参加する家族はそれぞれ期待と不安の表情で受付を済ませた後、歌やゲームを体験する中から少しずつリラックスしたり、まだまだ緊張の解けないままグループごとの食事作りに取り掛かっていった。

その中で、実はとても気になる親子に出会った。

高校生の発達障害児の母子であったのだが、まず子供の方がみんなと離れた場所でスタッフの一人と長時間深刻な顔で話をしていた。 近寄って聞いてみると、「僕はみんなの役に立つ人間ではない、その資格もない、足をひっぱるだけだ、こんな気持ちの僕には参加する資格はない・・・」

というようなことを立派な言葉と話し方で延々とスタッフに訴えていた。

スタッフが「そんなことはないよ、大丈夫だよ」と伝えてもまったく聞く耳を持たない。 答えるだけ泥沼にはまってしまう。

 

早々にその場を離れ、お母さんと話してみる。

良かれと思い今までもさまざまな事を子供のために用意するのに、ことごとく反抗し、挙句の果ては怒鳴られ、いつ暴力沙汰になるのかと内心おびえながら暮らしているのだと涙ながらに話されていた。

人事とは思えず、私が今できうるお話だけさせていただいたのだが、このくらいの年齢になると多かれ少なかれどこの家庭でもそれらしいことはある。 でも初めて経験する家族にとってはいつだって大変な驚きの世界でもある。 

実はこのほかにも健常児だけれども、明らかに問題があると見受けられる子供がいた。

あいあいキャンプにやってくる子供もこの10年の間に大きく変化してきた。 

時代の反映者として。

 

プレキャンプ自体は楽しく、夏につながる形で終了したのだが、 私の心はそれだけではない部分がしっかりと根付いてしまったようだ。

何ができるのかではなく、してあげれるのかではなく、  せめていつも受け入れ続けていられるようにしたいと思う。

 

 

 

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