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長いつぶやき
2010年8月6日 | ボランティア活動

実は一つだけ気になっていることがある。

毎年あいあいキャンプのビデオ撮影とその編集作業を行っているのだが、すでにプレキャンプが一ヶ月前に終わっているのにもかかわらず、あと二週間後には本キャンプが始まるのに、プレキャンプの編集が出来ていない。

毎年オオゴトになることは分かっているのでこの時期にはプレキャン編集は終わっているのだが・・

何やかやでまとまった時間が作れずにここまできてしまった。   あぁ、 やばいかも・・

これもやったことのある人でないと分からない世界なのでぼやいても仕方がないのだが、せめてつぶやいておこう。  

プレキャンで撮影した1時間半のビデオをワンカットずつ見直しながら、どのカットを使うのかを決めていく。 決めながらそのカットのどの部分を使うのかを微調整していく。 そして全体としてそのカットのつながりが必要最小限に伝えたいことを表現できているかを確認する。 だめならやり直す。 それを最終的に10分くらいにまとまるようにまた調整していく。 そしてツナギの部分の処理を選びながら、そしてタイトルをいれる場所を考え、内容を考える。 そして書き込む。 そんな辛気臭い作業を専門機材でなく、パソコンで黙々とこなすのである。 

初期の頃は編集ソフトもパソコンも原始的なもので、ちょっとした事ですぐにフリーズして、数十時間かかった作業も一瞬でパーにしたことも何回もある。  これはかなりショックをうける。 本気で死にたくなるような気持ちにもなった。 でも、子供たちや保護者さんの少しでも喜ぶ顔が生まれるかもしれないと思えばこそ乗り越えてここまでやってきた。 実際は直接的に感謝されたことは余りないのだが、一人の自閉症の男子はこのビデオが宝物になったようで、毎日何回も家でこのビデオを見るのだという。 それだけではなく、学校に行く時も、家族で外出する時もこのビデオをカバンに入れていくのだという。 もうボロボロになっているのでそのうち写らなくなるかも知れないと心配していた。 お母さんは困ったような顔をしながらも、とても嬉しそうにそのことを私に話してくれた。 私はとても嬉しくなり今までの苦労が瞬間で喜びに変わる体験をした。 

“過去の想いは変わらないものであるのではなく、今のあり方次第で大いに変えれるものである”  と気づかされた瞬間でもあった。

そうやって小さくて、そしてとても大きな支えに助けられながらこの10年、延べ千数百時間、私は一人でこの作業を繰り返してきたのでした。 正確には97年のビデオ編集は私が倒れる状態だったので勇士パックンがやってくれたけどね。 ありがとうパックン。 でもその後は引き受けてくれないねぇ。。

もういやよねえ ・・   分かるわ、その気持ち・・         ?

まあこんな風に作られているのでした。

 

この後ある本キャンのビデオは8時間くらいの素材を撮り、アフターキャンプの素材とあわせて全体で2時間弱くらいにまとめるのでまた百数十時間のご奉仕です。 

でもこれってご奉仕だから出来るけど、バイトでは絶対やらないと断言できるんだなあ、これが。

だから、ご奉仕は見返りのない愛に近いものだと本気で思えるのです。

換金する、すなわちお金の価値に置き換えた瞬間に、誰のために何のためにするのかという原点から少し離れてしまうのです。 これだけやったからこれだけの見返りがほしい。 この労力の対価としてお金をください。 もちろん当たり前に必要なシステムですよ。 勘違いしないでくださいね。

ただただ私が思うことはこの置き換えるというシステムが今、いろんな勘違いや誤解や各種問題を引き起こす原因にもなっているのではないか? と言うことなのです。

この当たり前のシステムになる前は、実は助け合って、できる人が出来ない人のために、持てる人がもてない人のために与え合って生きていた時代もあったという事実から、何か改めて学びなおすこともあるんじゃないかなあと思うのです。

ただ与えるという行為、何の見返りも期待しない、このまさしく純粋な心から生まれる行為だからこそあの考えられない作業も苦痛ではなく、喜びの作業としてさせていただけたのかなあと思えるのです。  そして、あの純真な男子の心へ届いたのかなあと思えるのです。

時々はーと・ねっと・くらぶのメンバーに話すことがあります。

“会社の仕事も学校の勉強もとても大事だけど、 無心でご奉仕(ボランティア)ができるということは、何物にも価値を置き換えないもっとも純粋で尊いものである。 あなたはそれだけで自分はそういう存在であることを証明している。 誰から何の評価が返ってこなくても、あなたは自分自身であなたのことを評価たらしめている”

真のボランティアを通して自分で自分を認めてあげられるようになれば、 隣の人も認めてあげられるようになるか・も・・

 

あっ!       こんな話じゃなくて、    大変なんだった ・・・        ぁぁ~

 

 

 

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