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新手の厄落とし
2010年12月7日 | 雑記

昨日の剣道形はとんだ厄払いを受けることと相成った。

いつもの通り、ひとしきり7本目までの形を相方と済まし、打太刀・仕太刀の役割を交代し、その後師匠から細かい点のご指導を受けていた時のこと、 おもむろに刃引きという真剣の刃の部分をつぶした刀を二本持ってきたかと思うと一本を私に渡し、いきなりそれで先ほどの稽古の再現をすることに相成りました。

刃がないだけで、後は本物ですので当たれば木刀よりも大事になるのは必至。 実際この八段の師匠は同じ八段のお仲間とよく稽古をされたそうですが、気が付いたら小手の部分や頭から血が垂れていた、なんてことはよくあると聞かされていましたし、無数の傷跡を見てましたのでなかなかやばいんじゃない? って感じでしょ!

でも逆らうことなんて絶対無理ですし、やりましたよ。 

「ヒュッ」 って空気が切れるんですよ。 あっという間に私の小手に当たる1-2ミリ手前でみごとに止まるんですよ。 なんか師匠、木刀の時より楽しそうなんですけど ・・・

でもその時理解しました。  あぁ、 このまま真剣で切られていたら恐らく何の痛みもなく、ショックさえ感じることなく、私の右手首は地面に落ちていただろうなあ と。

美しすぎます。 本当に無駄のない動きと、手首を切り落とすために集中された気力。

変な表現でごめんなさい。 恐ろしい世界なのですが、しかし美しい世界なのです。

語弊を恐れずに言うならば、茶道や華道といった「道」の世界と同じ匂いなのです。

もちろん本物でないとこんな匂いはしませんけどね。 つくづく素晴しい師匠に教わっているなあと感じた次第です。 

こんなに美しくも気迫に満ちた気力に切られた私は、たぶん立派な厄落としが完了していると思うんだけどなぁ ・・・      

 

 

 

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