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死ぬから本気?  生きるから本気?
2011年3月8日 | 雑記

昨夜の剣道形の稽古はいつも相手をしてくださるお仲間が欠席だったため、なんと初めから終わりまで師匠に手ほどきしていただきました。 剣道ぺーぺーの者が、教士八段で全剣連剣道形模範演技者と直接手ほどきが受けられる場所は恐らくここしかない。 それくらい良くも悪くも階級というか階層というかあまりに明確な世界観を持つ世界なのであります。 それはそれで私は大切なことだと思っているので抵抗はないのですが、それにしてもこの加茂先生というお方はこの厳しい世界で57年間くらい現役を続けてこられたのにも関わらず、本当にこのご自分の道場では空恐ろしいほど親切に教えてくださる。 心から感謝しています。

して、その直接稽古の感想は・・   この季節の稽古も剣道着一枚と袴、しかもはだしなので大概汗をかくことはない。  いつもはいつものお相手と気心知れたようにやっていたのだろう。  それが今回師匠を前にしていざ始めると・・    全くちがう。 今までの純粋でやさしいまなざしはどこかに消え失せ、「この人だれ???」 状態の目になる。  まあ一般人が相対すると身動きできないこと請け合います。  そして呼吸を合わせてすり足でお互いが歩み寄り、打太刀、仕太刀と形は進行する。  師匠はその一つ一つが完成の域にある故、私はというといつもの自分の形の欠点がすぐさま暴露されることになる。 その都度指摘・指導を受けるわけですが、あまりの気迫と眼力に精神力が参りそうになります。

師匠は常々言います。 「殺し合いです」「相手を殺すつもりでやりなさい」「殺すつもりでやるから相手も上達するのです」「だんだん面白くなるのです」「真剣の本番なら一回しかチャンスはないかもしれないが、形は何回もやれるのです。しかしだからといって本気でやらないのならいつまでたっても意味はわからないでしょう」   そのようなことをおっしゃいます。  どうやらいつの間にか私も慣れていたようです。 反省。 

この瞬間が殺し合う場面であれば、向き合うだけで気は抜けず、力は入りっぱなしで気力体力はあっという間に消耗するでしょう。 

この日師匠と向き合った30分間で立派に汗をかけました。 このお方と共に過ごせる幸せはなんと表現すればいいのでしょうね?  下手に言うとマイノリティーラブになりそうだし・・

 

冗談はさておき、殺し合いというと物騒ですが、平和になった日本という国から「死」を意識した日常が身の回りから少なくなってしまったこともある意味物騒なのかもしれないなあ と少し感じてしまうのでありました。 

 

 

 

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