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祝福
2009年9月15日 | 雑記

やはり今日はこの人に触れないわけにはいかないだろう。

9年連続200本安打、おめでとう、イチロー!!

 

この人の成果は言うまでもなく凄いのだが、私にとって驚異的に感動するのはその”考え方”である。

 

「小さいことを重ねることが、とんでもないところに行くただ一つの道だと感じている」

「ドキドキ、ワクワクとかプレッシャーがぼくにはたまらない。それが無い選手ではつまらない」

 

あたりまえ、もしくは簡単に思えるがそれを実践し続ける人は少ない。 同僚の城島選手が語っている。 クラブハウスの椅子は皆はフカフカのソファだけどイチローさんは腰に負担がかかるといってパイプ椅子+体を冷やさないためにホットパックを敷いている。 また、グラウンドに通じる通路は階段とスロープがあるが、イチさんは必ずスロープ。 階段は足を滑らせる可能性がある。 スパイクを履いていれば捻挫するかもしれない。下手したらそれ以上の怪我もある。 

なんという本気の準備だろう ・・・

 

試合後の記者からの質疑は背中を向けたまま応じる。 先入観を持たないためか、質問者の顔は見ない。顔なじみだろうが、一見だろうが関係ない。 的を射る問いには考えながら真摯に答えるが、質問のレベルが低いと感じたときは、冷酷な表情でまともに返答しない。ときに無言。凍りつくような空気が漂うことは珍しくない。

自らが万全の準備をして最高のプレーをするからこそ、見る側にもプロレベルの質問を要求する。 その姿勢は誤解も生み、摩擦も引き起こすが、一切の妥協を許さない。

 

また彼は記録へのカウントダウンを楽しんでいた。  

「達成していく過程が面白かった。 200安打に到達すると、いろんなものが消えてしまうので、それを実感できる時間があったのでよかった」

この言葉にはしびれる。

達成することが目的であればその過程は面白いものではなく、つらく厳しいものになっただろう。 ところが彼の場合、そんなことが目的ではないといわんばかりである。

目標の一つではあってもそんなものはいずれ消え去るものである。 そのことを体験してきたが故にその過程こそが楽しみだと語れる。 実感できると喜ぶ。

 

打撃に関しても 

「これという最後の形はない。これでよしという形は絶対にない。 でも今の自分の形が最高だ、という形を常につくっている。 この矛盾した考え方が共存していることが、僕の大きな助けになっていると感じている」 

まさに変化することを恐れない、それどころか変化しないほうがおかしい、しかし今はそれがベストだと言い切れる生き方。

彼のことばを前々から気に留めているが、本当に良質の哲学書か宗教書に出会えたような気持になる。

 

最後にバットマンとして数々の金字塔を打ち立てたが、まだまだ磨く部分はあるのか、の問いに、イチローは笑顔で答えた。

「時々崩れる人間性を磨いていきたいですね」

 

                ・・ ただただ、私は脱帽し続けるしかなさそうである。

 

 

 

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