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未来の食卓
2009年10月7日 | 雑記

というドキュメンタリー映画を見た。

南フランスの小さな農村では農作物のために数万種類の成分からなる殺虫剤や農薬を使う。

それが当たり前、そうしなければ必要な稼ぎが出来ない。 しかし、そこで起こっていることは、静かな健康的であるはずの小さな田舎町の住人にはあるはずの無いと思われた、あらゆる世代の癌患者の増加と死。

村長は内外の中立的専門機関等の研究結果などから村の学校や高齢者の宅配給食をオーガニックにするための活動を始める。

もちろん苦労はあるのだが、そのプロセスをカメラは忠実に追う。 農家も自らまいた農薬によって自ら苦しんでいる。 家族は体調を崩し、自分で作ったものが食べれない。 村に与えている言い知れぬ恐怖と、それでも生活のためにとの葛藤に苦しむ。 

しかし、村長始めすばらしい数人の大人によって、学校給食は調理済みの冷凍食品等から、村で作るオーガニック食材を使った手料理へとの挑戦を続ける。 その中で子どもたちから明確な反応と変化を見せ始める。 そんな日々の継続が今度は周りの保護者をはじめとする大人たちへと飛び火していく。

そして村は転換への大いなる時を迎える。

 

このテーマは単に食の問題に終始しているわけではない。

この監督や進行役のジャーナリストはオーガニックとはすなわち地球環境であると伝えている。

大型スーパーでついつい余計なものまで買ってしまい、余計なカロリーを摂取してしまい、余計な疾病を引き寄せてしまう。 子どもを含めた癌患者の数はうなぎのぼり。 高額な医療費と福祉費は個人と国を圧迫する。 しかし、少数の誰かは潤う。

肉文化こそが先進国であるような環境を世界中にばら撒き、そのための肉を飼育するために人間が食すれば全世界の人が生きられる量の穀物があるにもかかわらず、その動物の飼料にほとんど使われるために飢餓に苦しむ人は増え続ける。 

オーガニックの食材は少量でも本当においしく、真の満足感をもたらす。 そして心身ともに健康を維持できる。 おまけに水を汚染しない。 すなわち環境に負荷をかけずに、十分幸せになる。

誠にシンプルでありながら、壮大なビジョンである。

 

そして近くにもそうした考え方で実戦している人がいた。

お隣のブルーマーブルさんは、「地球」という意味である。 一号店はナテュレというカフェレストランで食のテーマであった。 今回の二号店はまさに環境へと昇華するための意志と意図をこめた命名であることを、この映画を見た後に知った。

 

本気で面白くなって来た。 このテーマ、ライフワークにする。

 

村長が語っていた。  「ただ自分の良心に従い選択した」

いま、この選択が出来る大人は人類の何パーセントなんだろう。 私は胸を張れるのだろうか?

 

すばらしい映画であった。       

シネマルナティック湊町で10/8 19:00       10/9  16:55

 

 

 

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